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J1磐田・中村俊輔選手インタビュー「未来の土台づくりを」

(2017/2/8 12:53)
ジュビロ磐田での抱負を語る中村俊輔選手=鹿児島市のホテル
ジュビロ磐田での抱負を語る中村俊輔選手=鹿児島市のホテル

 サッカーJリーグ1部(J1)のジュビロ磐田に加入した元日本代表MF中村俊輔選手(38)が、春季キャンプ中の鹿児島市内で静岡新聞社のインタビューに応じた。日本サッカーを引っ張ってきたベテラン司令塔は、クラブスローガンを引き合いに「自分がいるからこその土台をつくりたい。5年後、10年後に『あの人がいたからこういうサッカーになったんだ』と言われるようなインパクトを」と名門復活への貢献を誓った。
 >写真特集 J1磐田・鹿児島キャンプ
 中村選手が磐田にもたらしたいものは「勝ち癖」。「ボールを支配し、試合をコントロールする。魅力あるサッカーができればファンも増えるし、ジュビロに入りたい選手も増える。相乗効果になる」と語った。
 ジュビロは2014年に初めてJ2へ降格。J1復帰した昨季は厳しい残留争いを勝ち抜いた。中村選手は「昨季の粘りを無駄にしたくない。去年の苦しさがあったからこそ、今年が良くなるようにしないと」と責任感をにじませ、「ジュビロらしい形をつくり、勝ち点3を積み重ねて一つでも順位を上げたい」と抱負を語った。

 ■俊輔、新たな高みへ 「限界は決めない」
 日本サッカー界を代表する司令塔が、磐田で新たな一歩を踏み出した。左足から繰り出す創造性あふれるプレーでファンを魅了し続ける38歳のMF中村俊輔選手は何を追い求めるのか。かつて日本代表で共にプレーした名波浩監督の下、目指すものは。春季キャンプ中の鹿児島で天才レフティーの思いを聞いた。

 ―どんなプレーを理想に掲げるか。
 「柔よく剛を制す。例えば、北斗の拳のトキ、キャプテン翼の岬太郎くん。サッカーならスペインのバルセロナ。相手をかわし、いなして美しいゴールを決める。そんなサッカーが好き。1足す1が2ではつまらない。3か4にもなるような連係や連動が大事。勝ち点3以上の面白みを求めている」
 
 ―プロとして大切にしていることは。
 「自然と目につく、人を引きつける何か。そんなプレーがしたい。ただ、赤いフェラーリで空港に来て夢を与える選手もいる。相手のボールをガツガツ奪いにいき、チームのために身を削って嫌われ者になる選手もみせるプレーヤーだと思う。それが集団になると、ファンも増えるし、子どもがくぎ付けになる。僕の原点はJリーグ以前の日本リーグ、日産自動車対読売クラブ。全員が黒髪の『紳士の日産』と茶髪でボールをちょこちょこ回す『技術の読売』みたいな。すごく対照的で面白かった。そんな選手やチームになれれば」

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