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ヤマハ、都市対抗野球出場へ始動 新戦力の台頭が鍵

(2019/1/18 07:41)
キャッチボールをする水野(手前)、池谷=ヤマハ野球部屋内練習場
キャッチボールをする水野(手前)、池谷=ヤマハ野球部屋内練習場

 社会人野球のヤマハが、3年ぶりの都市対抗本大会出場に向けて始動した。昨年7月に就任した室田監督のもと、巻き返しを期す今季は世代交代と新戦力の台頭が鍵。投手、野手とも先発争いの激化を通じてチーム力強化を図る。
 昨季は2年連続で都市対抗本大会出場を逃し、日本選手権も東海地区予選で敗退した。室田監督就任後の日本選手権予選では若手を積極的に起用。予選敗退後から今季を見据えた強化に入った。個々の課題を明確にし、その克服に努めさせた。
 その成果が10月の伊勢・松阪大会で早くも表れた。予選リーグの明治安田生命戦で水野(静岡高出)が完投し9-1(7回コールド)で勝利、近藤がパナソニックを6-0で完封し準決勝に進出。室田監督は「いい形で終わることができた」と手応えを感じた。
 投手の新加入がないのは現有戦力への期待の表れ。水野、近藤、緒方、波多野ら2、3年目が「核」となり、大野(静岡商高出)、池谷(静岡高出)ら左腕が九谷の負担を軽減できれば厚みが増す。
 野手は現時点で先発起用が濃厚と見られるのは青柳と矢幡のみ。シーズン開幕まで定位置争いが続く。主砲佐藤がコーチ兼任となり、新4番候補には新加入の網谷が挙がる。DeNAでプレーした右の長距離砲で、指揮官も「飛ばす力はある。チームの刺激になるのでは」と期待する。

 ■水野「勝てる投手に」
 1年目からヤマハ投手陣をけん引した水野。自信を得た一方で都市対抗出場を逃した悔しさが残った。「今年は何が何でも都市対抗に行く。勝てる投手にこだわる」。チームへの貢献と同時に解禁となるプロ入りへ、覚悟を持って2年目に臨む。
 昨年10月、プロ、アマ混成のU-23(23歳以下)日本代表としてワールドカップに出場した。チームメートになったプロに、練習の取り組み方などを貪欲に尋ねた。「めったにない機会。すごい刺激になった」。プロの投球を目の当たりにし、あらためて直球の重要性を感じた。今は直球の質を磨くため、体を大きくし、筋力強化に取り組む。ヤマハのチーム内競争にも、「マウンドに立てるのは一人。全員がライバル」と譲るつもりはない。
 高卒2年目を迎える池谷は昨年10月の伊勢・松阪大会で公式戦デビュー。「社会人は一球一球の質が違う。直球、変化球の質、制球ともまだ通用しない」と精進を誓った。

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