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知的障害者サッカー静岡県選抜 若手強化、全国制覇へ 3月大会

(2019/1/11 08:07)
全国大会に向け練習に励む県選抜チームの選手ら=昨年12月、吉田町の県立吉田特別支援学校
全国大会に向け練習に励む県選抜チームの選手ら=昨年12月、吉田町の県立吉田特別支援学校

 知的障害者サッカーの静岡県選抜チームがこのほど、選抜日本一を決める「第16回全日本知的障害者サッカー選手権」の東海リーグを突破し、全国大会出場を決めた。選抜チームが出場する二大大会のうち、全国障害者スポーツ大会で2度の優勝経験がある本県だが、2009年以降タイトルから遠ざかっている。若手の育成強化が結実するかどうか。悲願の優勝を目指し練習に力を入れている。
 所属選手は県内各地から選ばれた高校1年から30代までの約20人。月3回、吉田町の県立吉田特別支援学校を拠点に練習している。チームが目指すのは「やって楽しい、見て楽しいサッカー」。ポジションごとにミーティングを行い、選手間のコミュニケーションを深めてパスが通る関係を築いた。
 主力を担うのは20代前後の若手選手たち。桜井雅巳監督は「これまで勝てずにいた相手にも自信を持って戦えるようになった」と成長を実感する。
 昨年8月には、ワールドカップ(W杯)に合わせて4年に1回開かれる国際大会の日本代表に3人が選ばれ、スウェーデンに遠征した。小林勇介選手(21)=富士宮市=は「プレーの幅を広げられた」と胸を張る。代表選手の活躍は、さらに次の世代を担う高校生にも刺激を与えた。
 10月に福井県で開かれた全国障害者スポーツ大会では3位に入賞。準決勝で優勝チームの東京都に1―2で敗れたが、数年前まで大差で負けていた相手に迫った。杉森柊太朗選手(21)=浜松市北区=は「少し追い付けたと思えた」と手応えを語る。
 5~11月に開かれた東海リーグでは強豪の岐阜に引き分け、最終戦を11―2の大差で勝利して全国への切符をつかんだ。今年3月に岐阜県で開かれる全国大会に向け、杉村流生選手(18)=焼津市=は「優勝できるよう全員で戦いたい」と意気込んだ。

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