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自転車指導に熱、妹・奈央の活躍刺激 静岡北高・鈴木監督

(2018/9/14 17:35)
高校生の指導に熱を込める鈴木康平監督=7月、静岡競輪場
高校生の指導に熱を込める鈴木康平監督=7月、静岡競輪場

 自転車トラック競技の女子日本代表で活躍する鈴木奈央(21)=富士市出身=の兄の鈴木康平(23)が、静岡北高自転車競技部の監督として指導に心血を注いでいる。かつて妹と切磋琢磨(せっさたくま)し、高校時代にジュニア日本記録も樹立した兄は大学卒業後、指導者の道を選んだ。「目標は教え子が奈央を倒すこと。構想はできています」と力を込める。
 「ラスト」「それじゃ5分切れないぞ」。無人の静岡競輪場(静岡市駿河区)で、ストップウオッチを手にした青年監督がトラックを疾走する高校生に声を張り上げる。康平は1年間のコーチを経て、今春から監督に就任した。「選手の成長を感じる時がやりがい」と笑顔で話す。
 小学生の時に2歳下の奈央と一緒に競技を始め、常に競い合ってきた。星陵高では男子3000メートル個人追い抜きのジュニア日本記録(当時)を樹立。法大でも全日本学生選手権優勝を経験した。だが、2020年東京五輪を目指すことなく第一線を退き、指導者となった。「静岡は山も海もトラックもあって走る環境に恵まれているのに、強い選手は多くない。東京五輪の自転車競技の開催地なのに、こんなレベルでどうするのか」。地元選手を強くしたいとの使命感が背中を押した。
 自分が教える側に立った今、妹にはジュニア世代の憧れであり続けてほしいと思う。「子どもたちが目指す目標の一つであってほしい。2年後はあっという間に来るだろうけど、メダルを取れるよう願っている」とエールを送る。

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