<SBS杯サッカー第2日>静岡、接戦で日本撃破

(2017/8/12 08:19)
静岡ユース―U―18日本 後半、得点を狙いゴール前へ飛び込む静岡ユースの白井(左)=エコパスタジアム

 静岡ユース(3) 1(1―0 0―0)0 U-18日本代表(0)
 ▽得点者【静】白井(新関)

 【評】静岡が日本の反撃をしのぎ、1点を守り抜いた。
 静岡は前半27分、相手DFからボールを奪い、新関のラストパスに抜け出した白井が決めた。
 日本は終盤、攻勢に転じた。33分に伊藤がミドルシュートを放ち、34分はCKの折り返しを原が頭で合わせた。37分の伊藤のシュートは相手に当たり、ゴールを割れなかった。

 ■エース白井が決勝点
 エースの仕事だった。静岡ユースの白井が日本代表の守備のわずかな隙を突いて決勝点。6年ぶりの優勝に望みをつないだ。
 白井の得意な形だった。前半27分、相手最終ラインの背後に出たパスに反応し、直接蹴り込んでネットを揺らした。前日のチェコ戦は最前線で出場しながら、放ったシュートはわずか1本。「自分の良さが出た得点。日本代表からゴールを奪ったことも大きい」と悔しさを晴らした。
 チェコ戦でGKの青木心(JFAアカデミー福島)が負傷し、チームから離脱した。「青木のために全員で団結して戦おう」(白井)と静岡イレブンは気持ちを一つにした。前線は高い位置からの守備でリズムをつかみ、最終ラインは意思統一がはっきりしていた。GK高野も好セーブを連発。前日は交代出場から4分で2失点していた。「(青木の離脱で)GKは自分だけ。やるしかない」と借りを返した。
 「気持ちの入った試合だった。日本代表に勝って精神面も伸びたと思う」と鈴木監督(桐陽高教)。最終日のチリ戦もチーム全員で勝利をつかむ。
 ■日本、屈辱の完封負け
 日の丸を背負った自覚や責任感が足りなかった。前半27分、日本はボールを奪われて先制点を許し、静岡に不覚を取った。後半に反撃に出たが、ゴールは遠い。チリとの初戦に続き、試合の入り方に課題を残した。
 影山監督は「今日の相手はどこでもなく、自分たち自身だった。弱気になっていた」と敗れたこと以上に消極的なプレーが目立ったことを問題視した。試合後のミーティングで「ボールを奪われて悔しくないのか」と叱咤(しった)した。
 後半から出場した磐田ユースの伊藤は攻撃で存在感を示した。交代直後にスルーパスで決定機をつくり、14、33分にはミドルシュートも放った。「精度が低い。静岡の体を張った守備を崩せなかった」。先発した静岡学園高の渡井は「もっとボールを触ってさばきたかった」。県勢2人にとっても屈辱的な敗戦になった。
 連敗で優勝の可能性はなくなったが、U―19で出場した昨年に続く全敗は避けたい。FW加藤(山梨学院大付高)は「代表に来て、(流れが)悪いときでも誰かが鼓舞してくれるだろうと思っていた。チームでやってるように(積極的な)プレーする」とチェコ相手に一矢報いる覚悟を示した。

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