常葉大菊川・漢人完封、省エネ88球 全国高校野球選手権2回戦

(2018/8/15 07:54)
日南学園戦に先発して完封した常葉大菊川の主戦漢人=甲子園

 常葉大菊川の主戦漢人が本領を発揮した。初球から積極的に振ってくる日南学園の打ち気を逆手に取り、多彩な変化球を有効に使って凡打の山を築いた。わずか88球。二回は3球、五回は4球で3アウトを取る省エネ投球だった。
 変化球の制球が抜群だった。捕手根来は「ゴロを打たせてリズムをつくっていこう」と、配球を組み立てた。直球と同じ軌道から落ちる球でカウントを取り、勝負球のチェンジアップも低めに決まった。「自信を持って(ミットを)構えられた」と根来。
 三振は二つだけ。4度、先頭打者を出すピンチもあったが、鉄壁の内野陣が4併殺で援護した。中堅榛村も風に乗って伸びる飛球に再三の好捕を見せた。「野手に助けられた完封」と漢人。全ての併殺に絡んだ遊撃の奈良間は「漢人は過去最高の出来。大量失点はないと思った」。
 掛川桜が丘中時代から、屈指の右腕として注目されてきた。太りにくい体質で180センチ、62キロと細身だが、長いリーチをしなやかに使って伸びのある球を投げ込む。初戦は制球が定まらず、中盤に打ち込まれて左腕榛村の救援を受けた。「自分のふがいない投球で接戦にしてしまった」。面目躍如の快投に「ほっとした」と、エースの誇りを取り戻した。

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