藤枝東、延長制しV 静岡県高校総体サッカー・男子

(2018/6/4 07:50)
清水桜が丘―藤枝東 延長後半10分、勝ち越しゴールを決めてチームメートの輪に飛び込む藤枝東・平尾拳(右)=エコパスタジアム

 ▽サッカー男子決勝
 藤枝東 5(0―1 3―2 延長 0―0 2―0) 3 清水桜が丘
 ▽得点者【藤】坂本2(山本、平尾拳)平出(坂本)平尾拳(なし)井上(なし)【清】長沢(八木)八木(なし)加藤維(望月)

 【評】藤枝東が延長で清水桜が丘を振り切った。
 藤枝東は3―3の延長後半10分、中央を突破した平尾拳のゴールで勝ち越した。終了間際にも途中出場の井上が追加点を挙げた。
 清水桜が丘は逆転された後半に2度追い付く粘りを見せたが、最後に力尽きた。

 ■最後まで死力 11年ぶり栄冠
 両チーム合わせて8得点、シュート25本の壮絶な打ち合いを藤枝東が制した。清水桜が丘に2度追い付かれる試合を勝ち切り、小林監督は「苦しい時に粘れるチームになった」と力を尽くした選手をたたえた。
 延長戦でも相手に主導権を握られていたが、最後まで運動量は落ちなかった。延長後半10分、中央で受けた平尾拳がドリブルで抜け出し、切り返して相手2人をかわすと、左足を振り抜いた。平尾拳は「GKの位置も見えていた」と疲労がピークの時間帯でも冷静さが光った。
 前半早々に失点したが、後半は中盤からの組み立てを修正。トリックプレーや選手層の厚みで流れを呼び込み、後半5、6分に連続得点して逆転した。
 県総体の頂点は11年ぶり。鈴木大主将は「日々の練習は全国で結果を残すため」と喜びを一時封印した。サッカー王国復権へ、藤色のイレブンは静かに闘志を燃やしている。

 ■清水桜が丘 執念及ばず
 清水桜が丘は延長戦で力尽きた。だが、2月の新人戦は県大会2回戦で敗退したチームが、逆転された後に2度追いつく執念を見せた。主将マークを着けた八木は「粘ることもできなかったチームだが、全員でやってきた成果は出せた」と話した。片瀬監督は「経験がない選手がこの試合を次にどう生かすか」と2年連続の全国選手権出場への足掛かりとしたい考えだ。

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