「パラ選手に道示す」 山本(掛川出身)がプロ転身

(2017/10/7 08:23)
障害者陸上のジャパンパラ大会の男子走り幅跳び(切断などT42)で優勝した山本篤=9月、とうほう・みんなのスタジアム

 日本の障害者スポーツをけん引してきた鉄人が新たな挑戦に踏み出す。パラリンピック陸上男子走り幅跳びで2度銀メダルに輝いた山本篤(35)=掛川市出身=が、10月からプロ選手に転身した。「パラアスリートにもプロという道があることを示したい」と意欲を燃やし、障害者スノーボードで来年3月の平昌冬季パラリンピック(韓国)、陸上で2020年東京パラリンピックの出場を目指す。
 山本は9月末でスズキ浜松ACを運営するスズキを退社し、10月から太陽光発電事業などの新日本住設(本社・神戸市)とプロ契約を結んだ。平昌大会を目指す上で、スズキでも陸上以外の競技への支援拡充を検討されていたが、山本側から「例外をつくれば会社に迷惑をかける。自分が主体になってやっていきたい」と退社を申し出た。スズキも山本の意思を尊重し、快く送り出したという。
 プロ転向には障害者スポーツを盛り上げ、可能性を広げようという思いもにじむ。山本は「東京五輪・パラリンピックの開催決定を契機に、障害者雇用対策として選手を受け入れる企業は増えた。ただ、後輩のために選択肢は多い方がいい」と語った。

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