女性ファン拡大へトライ 開催地袋井市、PRに奔走

(2018/11/5 17:00)
参加者を女性に絞って実施したラグビー体験会=袋井市のエコパスタジアム

 地元開催のラグビーワールドカップ(W杯)開幕まで残り1年を切った袋井市。市は大会後も見据え、女性向けのPR活動をスタートさせた。「ルールが難しい」「男性の観戦客が多そう」―。そんな固定観念を覆そうと、職員はあの手この手でファン層の拡大に奔走する。
 市はこのほど、参加者を女性に限定したラグビー体験会を試合会場となるエコパスタジアムで実施した。児童から大人まで約20人がパス回しやキックを体験。社会人チームの磐田クラブの選手らが講師を務めた。まずはボールに触れてもらうことで、大会時の観戦や競技普及につなげる。
 団体職員の女性(47)=同市=は早速魅力を感じた様子。「世界最高の大会を前にエコパでラグビーができるなんて。周囲の女性にもラグビーを広めたい」と額の汗をぬぐった。
 磐田クラブなど社会人チームの試合をチーム関係者の解説付きで観戦できるイベントも開催した。市ラグビー開催準備室の石黒克明室長(48)は、激しい接触や得点場面だけでも見どころは十分と強調する。国内では他競技に比べラグビーは女性になじみが薄いと捉え、女性向けのイベントを引き続き開催する方針を示す。
 職員は庁舎内でも女性グループを結成し、市のイベント参加などでPRを図る。市長公室の山岡ゆかり秘書係長(45)は「せっかくのW杯、盛り上がらない手はない。ポジションごとに役割が大きく違う奥深さがラグビーにはある」と本番を心待ちにする。自身もW杯をきっかけにラグビーに興味を持った。1年後へ職場の内外に1人でも多くの“同志”を増やしたい考えだ。

 ■25日 トップリーグ観戦ツアー 袋井
 袋井市は25日、ラグビー・トップリーグの観戦ツアーを開催する。普段はラグビーになじみの薄い層に競技普及を働き掛ける狙いで、ヤマハ発動機関係者がルールを解説する。チケットは市が用意し、参加無料。
 浜松市の県営遠州灘海浜公園球技場で午後1時キックオフのカップ戦、ヤマハ発動機-クボタの一戦を観戦する。20歳以上が対象で子供の同伴は可能。定員30人で、袋井市民対象。申し込み多数の際は抽選。募集期間は7日から19日まで。
 問い合わせは市ラグビー開催準備室<電0538(44)3139>へ。

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