人口減時代の教育議論「大学の強み伸長が鍵」 静岡でシンポ

(2018/10/11 08:11)
静岡県の高等教育の在り方をテーマにしたパネル討論=10日午前、静岡市駿河区のグランシップ

 ふじのくに地域・大学コンソーシアムは10日、シンポジウム「静岡県の大学の将来像を探る」を静岡市駿河区のグランシップで開いた。
 基調講演で永田恭介・筑波大学長が財政難と人口減少の時代の大学教育について「大学の強みや特色を明確化し、さらに伸長させることが鍵」と強調。質の向上を目指した大学間や企業などとの連携協働の先進実例を紹介した。学生の約7割が卒業後に地域に定着しているデータも示し、地方における高等教育の重要性を伝えた。
 続いて、石井潔・静岡大学長と鬼頭宏・県立大学長、野口博・静岡理工科大学長も交えて、静岡県の高等教育の現状や課題に関してパネル討論を行った。石井氏は、静岡大と浜松医科大が検討を進める法人統合と大学再編について「高齢社会の中で、(静岡大は)医療や看護などの分野で弱点がある」と狙いを語った。地方大学の連携協働の在り方で意見を述べ合い、永田氏は「社会ニーズに則していればお金が集まり、創造性も生まれる」と指摘した。

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