フレスコボール、下田の観光資源に ブラジル発祥ビーチスポーツ

(2018/10/4 17:00)
フレスコボールの打ち方を披露する日本代表の斉藤亮太さん。普及に向け、下田市観光協会が道具を貸し出す=9月下旬、同市の白浜大浜海岸

 ブラジル発祥のビーチスポーツ「フレスコボール」を多くの人に楽しんでもらおうと、下田市観光協会は9月下旬から、市内2カ所でラケットとボールの貸し出しを始めた。日本フレスコボール協会(東京都)によると、静岡県内の競技体験場所は初めてという。市観光協会は新たな観光資源として、会員制交流サイト(SNS)やホームページで情報発信しながら、貸し出し場所を広げる方針。
 日本代表で日本協会強化指定選手の斉藤亮太さん(24)が9月上旬に市内で開かれたビーチイベントに参加し、競技を披露したのがきっかけ。国内での普及を図る日本協会がラケット12本とボール20個の寄贈を決め、斉藤さんが同月25日に市観光協会に届けた。
 フレスコボールは1945年にブラジルで誕生した。長さ約40センチの木製ラケットと、直径6センチのゴムボールを使用。2人で7メートル以上離れた距離から打ち合い、ラリーの回数や打ち方の難易度を基準に得点を競う。
 日本協会によると、国内の愛好者は約2千人で、競技を体験できる場所は東京や神奈川など一部にとどまっている。国際大会が開かれるなど海外では競技人口が増え、斉藤さんは「公園でバドミントンを楽しむ感覚で気軽に挑戦してほしい」と呼び掛ける。
 市観光協会は白浜大浜と多々戸浜海岸で道具を無料で貸し出し、取り扱いは地元区の観光協会とサーフショップに依頼した。宿泊施設を中心に取り扱い場所を増やしながら、観光イベントで競技をPRするという。藤原徹佳事務局長は「下田の美しい砂浜でフレスコボールを広め、観光振興につなげたい」と話している。

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