静岡市がクライミング場改修へ 大会開催可能に

(2018/8/29 08:26)
静岡市が大規模改修に乗り出すことが分かった清水駅東口クライミング場=28日午後、静岡市清水区

 静岡市は28日までに、市営の清水駅東口クライミング場(清水区)をスポーツクライミングのリード種目の大会が開催できるように改修する方針を固めた。老朽化のため3月から利用を停止していたが、スポーツクライミングが2020年東京五輪の新競技になったことを追い風に、大規模改修に乗り出す。市議会9月定例会に提出予定の9月補正予算案に事業費1700万円を盛り込む見通し。
 同クライミング場は清水駅東口駐車場に隣接する場所に2001年に開設された。高さ約12メートルの傾斜のある壁にホールドと呼ばれる突起物があり、県内では数少ないロープクライミングができる施設として、山岳愛好家やクライミング愛好家らに利用されてきた。
 しかし、今年1月に実施した定期検査で老朽化による強度不足が見つかり、3月から使用を停止。補修してそのまま使用することも検討したが、県内にリード種目ができる会場が浜松市の民間施設1カ所しかないこともあり、大会規格に合うように大規模改修する決断をした。
 市は東京五輪開催に向けて競技の注目度が高まるとして、教室や体験会などソフト事業の実施も見据える。補正予算案が可決され次第、年度内に改修を行い、19年4月からの供用開始を目指す。

 <メモ>スポーツクライミング 岩をよじ登るクライミングから発展した競技。つながれたロープをコース上の支点にかけ、安全を確保しながら完登を目指す「リード」、高さ5メートル以下程度の壁で突起物に手足をかけながら登る「ボルダリング」、10メートルまたは15メートルの壁を登る速さを競う「スピード」の3種目からなる。追加競技として正式採用された東京五輪では、3種目の合計点でメダルを争う。

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