富士山頂も“猛暑” 平均最高気温、観測歴代2位

(2018/8/2 07:43)
猛暑の影響で大きく減少した富士山富士宮口9合目の万年雪=1日午後

 今夏の猛暑の影響で、7月の富士山頂の平均最高気温が、気象庁が1932年に観測を開始して以来の87年間で歴代2位、日平均気温も歴代4位の高さを記録した。富士宮口9合目の万年雪も例年にないほど溶けてしまっている。
 気象庁のデータによると、7月の富士山頂の平均最高気温は10・5度で、1942年の10・6度に次ぐ高さだった。7月の平均最高気温が10度を超えたのは今年を含め5回。今年の次に高かったのは1978年と2011年の10・2度。
 7月の日平均気温は6・8度で、1942年と78年の7・0度、2011年の6・9度に続く4番目の高さとなった。今年の7月の月間最高気温は20日の15・6度だった。
 静岡地方気象台は、太平洋高気圧が張り出したことによる気温の上昇、台風12号が温かく湿った空気を持ち込んだ影響が低地と同様に表れたと指摘する。
 2000年代以降では6年分が7月の日平均気温の10位以内に入り、富士山頂のデータも近年の猛暑を反映した格好だ。17年は6・4度で8位に入っている。

 ■万年雪わずか
 例年は富士宮口9合目に迫る富士山の万年雪。今年はほとんど溶けてしまい、富士山臨時支局を置く万年雪山荘(9合目)裏手から9合5勺(しゃく)の尾根の陰にわずかに残る程度になっている。
 夏山シーズンは万年雪の雪解け水を貯水し、食堂やトイレなどで使っている万年雪山荘は今年、雨水の貯水に頼っている。社長(38)は「雪は異例の少なさ。先日の台風12号までほとんど雨も降らず、暑い日が続いた」と話す。
 スタッフ(32)によると、例年は山荘の横手に雪の壁があるが、今年は7月10日の山開きの時点で雪が全くなかったという。

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