健康な血管は生活習慣から 浜松医大が公開講座

(2018/7/30 07:26)
「健康な血管」をテーマに講演する浦野哲盟副学長=29日午後、浜松市中区のプレスタワー

 浜松医科大健康増進プロジェクト「のばそう!しずおか健康寿命」(浜松医科大、静岡新聞社・静岡放送主催、浜松ホトニクス、浜松PET診断センター協賛)の第2回公開スクリーニングが29日、浜松市中区のプレスタワーで開かれた。同大の医師が「健康な血管」をテーマに、血栓症や虚血性心疾患などについて講演した。
 副学長の浦野哲盟・医生理学教授は血液の塊で血管が詰まる血栓症の原因として、「血管、血液、血流」の異常を挙げた。動脈硬化で血栓を溶かす血管の機能が失われる上、生活習慣病や脱水などが重なると「血液がさらにドロドロになる」という。足の静脈にできた血栓が肺動脈をふさぐ「エコノミー症候群」にも触れ、被災時の車中泊などでは「ダッシュボードに足を乗せて血流を良くする」と対策を紹介した。
 内科学第三講座の前川裕一郎教授は心臓への冠動脈が狭さくする「狭心症」、血栓で閉そくする「心筋梗塞」について解説し、高血圧や糖尿病など危険因子の重複により「心臓のリスクがさらに高まる」と強調した。投薬やカテーテルの治療も「生活習慣が悪い人は治療成績が落ちる」と述べ、運動や食事の改善、禁煙などを心がけるよう呼び掛けた。

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