津波想定、対象地域拡大を 規制委・浜岡原発審査会合

(2018/2/10 07:20)

 原子力規制委員会は9日、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)4号機の審査会合を開き、地滑りや火山噴火など地震以外の要因で発生する津波の影響について審議した。規制委側は海底地滑りや噴火による津波の発生を想定する対象地域を広げた上で、浜岡原発に到達する津波の高さを予測するよう中電側に求めた。
 駿河湾の海底地滑り津波に関し、中電は「地滑り規模が相対的に小さく、御前崎が地形的障壁になって津波が直接到達しにくい」と検討対象から外したが、規制委側は「回り込みや派生した波の影響もある」と対象に含めるよう求めた。噴火津波についても、浜岡原発半径160キロを対象にした中電に対し、規制庁担当者は活動が活発化している伊豆諸島南部なども調べるよう指摘。中電はいずれも応じる方針を示した。
 石渡明委員は「前面海域に活発な火山があるという他の原発にない特徴があるので、調査を尽くしてほしい」と要請した。
 中電は、海底地滑りによる津波の最大津波高を審査申請時の海抜3・3メートルから6・3メートルに修正したが、海抜22メートルの防潮堤があるため浜岡原発には影響しないとした。

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