配管施工、図面と異なる 浜岡原発の堆積物調査

(2018/1/27 08:02)

 中部電力は26日、浜岡原発(御前崎市佐倉)の廃棄物減容処理装置建屋で放射性物質を含む樹脂の粒子が漏れ排水升の周囲に広がった問題で、排水升につながる配管の施工が図面と異なっていたなどとする報告書を原子力規制委員会に提出した。
 報告書によると、この排水升につながる配管の状態を確認する過程で、接続先が図面と異なっていたことが判明した。ほかの配管も設計通りに施工されていない可能性が否定できないため、空気の流れによる放射性物質の拡散を防ぐため給排気のファンを停止した。図面にある建屋内の排水升479カ所(堆積物が見つかった箇所を除く)の外観を点検したところ、堆積物は確認されなかった。
 同建屋では昨年5月にも地下2階で同様のトラブルが発生。中電は関連や、図面と施工の不一致の原因、影響などを調査する。
 樹脂の粒子は18日に同建屋2階で見つかった。排水升の周囲に約80センチ×約130センチの範囲で広がっていた。1平方センチ当たりの放射性物質の濃度は最大105ベクレルで、原子炉施設保安規定で人の立ち入りを制限する基準値と定める40ベクレルを上回った。

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