中電と海保、海上での対応確認 浜岡原発事故想定、初の連携訓練

(2018/1/26 08:07)
防護服姿で海水を採取する手順を確認する御前崎海上保安署と中電の担当者=25日午後、御前崎港

 御前崎海上保安署と中部電力は25日、浜岡原発(御前崎市佐倉)から放射性物質が外部に漏れる重大事故を想定し初の連携訓練を御前崎港で実施した。同保安署の職員が、中電の指導を受けながら海上での緊急時モニタリングの手順を確認した。
 原子力災害への的確な対応を身に付けようと、同保安署が中電に呼び掛けた。
 両機関から約35人が参加した。防護服と全面マスクを着用した職員らは、同港に停泊する巡視船ふじの船上から、ひしゃくで海水をくみ容器に移したり、線量計で空間線量率を測定したりした。巡視船の開口部をビニールで覆い、船内に放射性物質が入らない対策も講じた。
 同保安署は今後、行政や漁協など関係機関とも連携し住民の避難誘導や緊急物資の輸送に関する訓練を展開する方針。松下英慈署長は「緊急時は中電の応援は得られないかもしれない。職員一人一人が自覚を持ち、万一に対応できるようにしたい」と話した。

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