助言組織が浜岡原発視察 初会合、中電社長に提言へ

(2017/11/28 08:21)
訓練の様子を視察する「浜岡原子力アドバイザリーボード」のメンバー=27日午後、御前崎市佐倉の浜岡原発

 中部電力は27日、浜岡原発(御前崎市佐倉)の安全性向上に向け、社内外の原子力の専門家から助言を得る「浜岡原子力安全アドバイザリーボード」の初会合を浜岡原発で開いた。メンバーは12月1日まで現場の視察や所員への聞き取りを行い、勝野哲社長に直接提言する。
 外部電源が喪失し原子炉の水位が異常低下したと想定し、3、4号機シミュレーターを使った訓練を視察。メンバーは「対応操作に間違いがないか、誰が確認しているのか」「補給水ポンプを動かすのにどこの電源を使っているのか」などと熱心に質問した。
 アドバイザリーボードは、浜岡原子力総合事務所の元所長や浜岡原発4号機の建設にも携わったプラントメーカー幹部、浜岡原発の耐震性を審査した経験を持つ旧原子力安全・保安院のOBなど5人で構成する。年2回活動し、その都度気づきや改善策を提言する。
 同保安院の元審議官で、中部電気管理技術者協会の佐藤均会長は「中電は個々の対策は一生懸命やっていると思うが、それが全体の安全につながっているのか、もう少し広い視点で確認したい」と語った。

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