雨水流入対策報告漏れ 浜岡原発4号機、台風22号で判明

(2017/11/1 07:54)

 中部電力は31日、浜岡原発3~5号機(御前崎市佐倉)の原子炉建屋への雨水流入対策で、原子力規制委員会に対策を講じると報告した201件以外に4号機で8件の報告漏れがあったと発表した。29日の台風22号の際、見落としによって止水対策ができていなかった貫通部から建屋内に雨水が入り判明した。
 中電によると、4号機の地下にあり、原子炉の冷却水が流れる配管を入れたダクト(放射線管理区域外)で同日、水漏れを検知する警報が鳴った。雨水約600リットルが流れ込んでいた。雨水は、作業のため人が立ち入る地下空間に入り、地下空間とダクトの境界にある電線を通すための貫通部(内径約10センチ)1カ所を通って流入したとみられる。
 調査の結果、把握できていない貫通部が一帯で計8カ所あった。貫通部を作る以前の図面に基づき、止水対策を講じる箇所の抽出を行ったため、把握できなかった。すでに排水を終え、機器への影響はない。今後3~5号機で同様の漏れがないか、確認する。
 止水対策は北陸電力志賀原発2号機(石川県)で2016年9月に雨水の流入問題があったことを受け、規制委が各電力会社に調査と対策を指示。中電は17年3月、該当箇所が3~5号機で計201カ所あり、18年2月までに順次対策を進めることを報告した。

「浜岡原発」この他の記事

> 一覧

  • 静岡購読お申し込みは 0120-89-4311

  • 静岡新聞データベース

ニュース記事アクセスランキング

    ニュース特集アクセスランキング

      • スクープ投稿

      • こち高

      • 静岡購読NIE

      • 静岡新聞の本

      カテゴリー'