川名ひよんどり 直虎の舞を特別披露へ 浜松・北区

(2017/12/22 08:12)
舞の練習に励む谷沢さん=浜松市北区引佐町の旧川名小

 浜松市北区引佐町川名地区の伝統行事「川名ひよんどり」が2018年1月4日、同地区の福満寺薬師堂で行われる。今回は同地区とゆかりのある戦国時代の女性領主井伊直虎に注目が集まったのにちなみ、舞の一つを「直虎の舞」と題して特別に披露する。
 国の重要無形民俗文化財のひよんどりは五穀豊穣(ほうじょう)や子孫繁栄を祈願する催しで室町時代から続く。若者が薬師堂の入り口に並び点火したたいまつを堂内に入れないよう体を張る儀式など、見応えのある祭礼として知られる。
 同地区は直虎の曽祖父直平の墓があるほか、同寺の釣り鐘(現在は消失)を直虎が寄進するなど井伊家と縁の深い地域。薬師堂で行う9種類ある若連の舞のうち両剣の舞を「直虎の舞」と名付け、女性が直虎をイメージした尼頭巾を身に着けて舞を披露する。
 出演するのは、7月から同町に移住し中山間地振興に取り組む浜松山里いきいき応援隊の谷沢亜弓さん(28)=静岡市清水区出身=。本番を前に同地区の旧川名小で、保存会のメンバーから指導を受けながら練習に励む。谷沢さんは「特別な年に出演させてもらえるのは光栄。引佐の伝統芸能の魅力を知ってもらう機会にしたい」と意気込んだ。

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