「領地」懸け綱引き合戦 小山で「足柄峠笛まつり」

(2018/9/11 07:50)
“領地”を懸けた綱引き合戦で、力いっぱい綱を引く成美小児童=小山町の足柄峠城址公園

 神奈川県との境界付近に位置する静岡県小山町の足柄峠城址公園で9日、平安時代の故事にちなんだ「第47回足柄峠笛まつり」が開かれた。同町と、峠を挟み隣り合う同県南足柄市の児童が、向こう1年間の同公園の“領有権”を懸けた綱引き合戦を繰り広げた。小山町からは成美小児童が参戦したが、善戦むなしく敗れ“領地”を奪われた。
 同小と南足柄市立福沢小の6年生が対戦し、郷土愛を胸に力いっぱい綱を引いた。周りの大人たちも手に汗握り、声援を送った。
 1本目はわずかな均衡の後、福沢小ペースに。2本目は成美小も粘りを見せたが及ばなかった。終了後、相模之国南足柄領と書かれた立て札が公園に立てられた。通算成績は小山町児童の7勝4敗。
 平安時代の武将で笙(しょう)の名手だった新羅三郎義光が、東北の戦場に向かう途中に足柄峠に立ち寄り、秘曲を伝授した-との逸話にちなむ行事。特設ステージでは、両市町の10団体が出演して笙や太鼓を演奏し、民踊などを披露した。
 同まつりは小山町の行事として始まり、2006年から交流促進を目的に両市町でつくる実行委員会が主催している。

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