モクズガニ漁がスタート 河津、水量少なく遡上活発

(2017/10/7 08:46)
10月から解禁されたモクズガニ漁。大型が数多く捕獲されている=河津町の河津川

 河津町の河津川で10月から、特産のモクズガニ漁が始まった。水量の少ない今年は海からの遡上(そじょう)が活発だったとみられ、河津川漁業協同組合の島崎光夫組合長(67)は「解禁直後から大型が数多く捕れ、豊漁が期待できる」と予測している。
 夜行性のため、餌となる魚の切り身を「モジリ」と呼ばれる漁具のかごに入れ、夕方、川底に仕掛ける。引き上げるのは早朝。6日も中流域では甲羅の大きさが10センチ前後の大型が次々とかごの中から見つかり、漁業者の組合員が慣れた手つきで水揚げした。
 産卵期を迎えた秋に、川を下って海に向かうカニは脂が乗り、特に人気が高い。漁は11月にかけて最盛期を迎え、2018年2月末まで続く。
 町内では4軒の旅館・民宿で塩ゆでや鍋、汁物、炊き込みご飯などとして提供している。捕獲後にしばらく湧き水で飼い、カボチャを与えるとカニの身の甘みが増すという。
 モクズガニは淡水に生息する大型種で、はさみや足に長い毛が生えているのが特徴。「ズカニ」「モクゾウガニ」など地方名が多い。
 生息数が減少しているため、河津川では漁業権と捕獲枠を設けて資源管理に努めている。現在は同組合の約50人が漁を続けているという。

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