39人華麗にアンサンブル 静岡雙葉中・高ハープ部

(2017/9/29 08:58)
39人のハープアンサンブルを披露した文化祭=静岡市葵区の雙葉中・高

 54年前の創部当時5人ほどだった静岡雙葉中・高(静岡市葵区)のハープ部が過去最多部員数39人でハープアンサンブルを奏でている。10月で高校2年生が引退するため、10月22日に市中心街で開くミニコンサートが39人のアンサンブルとしては最後の公演となる。
 9月16、17の両日開かれた同校の文化祭「雙葉祭」では、創部以来最大数となる39台のハープアンサンブルを披露し、美しい音色で来場者を魅了した。
 1963年、ハープ奏者三村勉さん(享年71)の指導でアイリッシュハープのアンサンブルに取り組んだのがハープ部の始まり。95年に三村さんが急逝した後も、同部OGが指導を続けてきた。三村さんが編曲した「ハープ協奏曲」は創部以来弾き継がれ、今年の文化祭でも披露された。
 部員数は、ハープ部の認知度が上がるにつれ年々増加した。ハープ部に憧れて入学した生徒も少なくないという。2010年からは市内の病院や福祉施設など6カ所でミニコンサートを開き、校外での慰問演奏も精力的に続けている。
 伝統のハープ部で過去最多部員を引っ張ってきた高校2年の佐藤涼香部長(16)は「一致団結して演奏することを目標にしている」と言葉に力を込め、松崎由樹副部長(16)は「ハープの音色を多くの人に知ってもらいたい」と願っている。
 10月22日のミニコンサートは午後1時半から葵区の新静岡セノバ前で行う。問い合わせは同校<電054(255)0305>へ。

 <メモ>静岡雙葉中・高のハープ部は現在、中学生21人、高校生18人で構成する。部員が演奏するアイリッシュハープは、グランドハープに比べて一回り小型。ペダルで半音操作をせず、手元の金属製フックで行うのが特徴で、柔らかい音色が魅力。ハープ部は全国で4校しかなく、中高生が中心のハープアンサンブルは世界でも珍しいという。

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