藤守の田遊び、伝承へ拠点 焼津の保存会

(2017/9/25 08:57)
「藤守の田遊び」を保存伝承する施設建設の地鎮祭を行う関係者=焼津市藤守

 平安時代に始まったとされる田楽で、焼津市の国重要無形民俗文化財「藤守の田遊び」を次代に引き継ぐため、藤守の田遊び保存会(加藤秋夫会長)は2017年度、同市藤守に拠点施設を建設する。23日に地鎮祭が執り行われ、18年1月末の完成を目指し安全な着工を祈願した。
 建設するのは「藤守の田遊び伝承館」で、同神社の隣接地137・5平方メートル。保存会が約900万円を支出し、市の補助金約3千万円を活用する。木造平屋建てに田楽を奉納する練習スペースを設け、映像や資料を使った展示なども行う。
 中野弘道市長は「田遊びは年配者から子供まで心をつなぐ伝統。この施設から日本、世界に発信してほしい」と呼び掛けた。加藤会長も「天候に左右されず奉納の練習ができる。田遊びを知ってもらう拠点にもしたい」と期待した。
 藤守の田遊びは1977年、同文化財に指定。治水や豊作を願って未婚の氏子男性たちが毎年3月17日、同神宮に奉納している。

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