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月曜シリーズの「コレってどうなの?」です。
きょうは、以前このコーナーでもとりあげた、伊豆の、共立湊病院についてです。
問題はさらに深刻になっています。
まずはこちらのフリップをご覧ください。
共立湊病院は、こちら、下田市や南伊豆町など、6つの市と町が管理する病院です。
「共立」という名前のとおり、6つの市と町が共同で管理していて、この地域では唯一の公立病院です。
地域の救急医療などを担っているのですが、この病院が、まもなく、来月から、医者がほとんどいなくなってしまうおそれがでてきました。
きょう午前、湊病院を管理する伊豆南部の市長、町長が県庁を訪れました。
市長、町長たちは病院に県から医者を派遣してくれるよう頼みましたが、県はこれを拒否しました。
「湊病院です。来月1日から運営する指定管理者が変わり、新体制となります。しかし、新体制の医師の数が地域で大きな問題となっています」
県職員「今のままだと地域を守れるか不安」
問題が明らかになったのは、先月末のことでした。4月から、病院の運営をすることになる法人が、医師を確保できていないことがわかったのです。
地元もこれには驚きを隠せませんでした。
南伊豆町長「実は1人だと…」
湊病院はこれまで、地域医療振興会という団体が運営していました。しかし、その団体が運営から手を引くことになり、
この4月からは、SMA=静岡メディカルアライアンスという法人が、新たに運営を任されました。SMAが6人の医師を確保し、県から3人の医師を派遣して、あわせて9人の体制で新たな運営が行われるはずでした。
ところが、SMAが6人確保するはずの医師が、1人しか確保されていなかったのです。
「驚愕しました」「至急、対応して」
約束と違う状況に、県では憤りをあらわにしました。法人、SMAは県庁に報告に来ましたが、県では、6人の確保ができなければ、
そもそも医療体制が整わないとして、3人の医師派遣を拒否しました。
これでは、4月から湊病院にいる医者は1人だけになってしまいます。
湊病院は、外来だけでなく救急も担当している病院で、150床の入院施設も備えています。
11人の医師で地域の医療を支えています。これが1人になってしまえば、救急などへの対応はとても無理です。
伊豆の南部で、救急を対応をしている病院は2つだけです。湊病院と、こちらの西伊豆病院です。
湊病院で救急ができないとなれば、南伊豆のおよそ7万人の救急医療を西伊豆病院も担当することになります。
湊病院には年間1500件の救急患者が来ていましたが、それがこの病院に来たのでは、大変なことになってしまいます。
院長「医師も疲弊」「地域の医療が崩壊」
医師の家庭の都合などで、6人の確保ができなかったSMAでしたが、先週になって、SMA側が、なんとか3人の医師を常勤で確保できるという
見通しを示しました。
SMA理事長のIV「申し訳ない。引き続き努力」
そして今日。県と地元は話し合いをもちましたが、県では、「来年度、医師は派遣しない」という態度を崩しませんでした。4月の運営体制の交替まであと4日。
3人だけの医師で、湊病院はやっていけるのでしょうか?
南伊豆町長 「やっていけるという話」
このような状況の下でも、湊病院は救急の対応を週2回していくということです。地区唯一の公立病院として、早急な医師確保が求められています。