コレってどうなの?

「コレはおかしいんじゃない?」「コレって変じゃない?」そんな疑問を投げかけるコーナーです。番組ではあなたの疑問や怒りも受け付けています。

8月30日放送「自衛隊火力演習の安全性は」
2010年8月31日 10:44

陸上自衛隊の実力を内外にしめす「富士総合火力演習」が8月29日、東富士演習場で一般公開されました。今年は、直前の模擬訓練で、90式戦車の砲身が破損して観客スペースまで飛び散る事故があり、一時は開催を危ぶむ声もありました。安全は確保されたのでしょうか。

富士総合火力演習は、国内最大の実弾演習で、毎年2万人を超える観客が訪れます。 今回もご覧のように満席です。

「ドカン」

演習には、隊員2400人が参加戦車などの車両80両航空機25機を使い、日ごろ訓練を重ねてきた射撃などの技術を披露しました。

その主役である90式戦車の射撃をめぐって今年は、緊張が高まりました。

「どういうわけなんだろ、10日か一週間前だろ」


 

8月20日、この火力演習に向けての模擬訓練中に90式戦車の砲身の中で、砲弾が破裂し、破片が200メートル離れた観客席まで飛び散ったのです。

「観客がいなかったから幸い背筋がゾッとする」

「これが90式戦車、このように行進中に土が詰まった。 直径は12センチ。どうして詰まったのか不明」

地元に対して国は、行進中の戦車の砲身が土手をけずり、砲身に土が詰まったのが、原因と説明しました。

戦車の構造的なトラブルではなく、初歩的な人為ミスとして安全対策はとったと説明、 火力演習での90式戦車の射撃許可を求め、地元はこれを了承した。

「天の戒めとしていま、なすべきことを行なうよう再徹底した」

しかし、破損した砲身内には出口をふさがれて密閉され、かなり圧力がかかった跡があり、 土のほかにも複合的な要因があったのではと指摘する声があります。

「ドカン」

今回の火力演習は無事終了し関係者は胸をなでおろしました。90式戦車は主力とはいえ、導入から20年が経過しています。万が一の事故が、なぜ今起こったのかという疑問は、今なお残ったままです。
 

「もし、いま起きたら?」


 

「不安があったが信用した。」


今回の90式戦車の事故は、これまでに前例のない稀なトラブルと自衛隊は話します。本当に安全は確保されたのか、更なる原因究明と地元への説明が求められます。


 

投稿者:SBSイブニングeye

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