防災最前線

地震や台風などの自然災害にどう備えるか?防災の最前線をお伝えします。

6月30日「去年8月の駿河湾の地震が東海地震に与えた影響は」
2010年6月30日 19:00

東海地震は陸のプレートと海のプレートの境界部分で発生します。
この境界部分には、幾つか強く結びついている場所があって、
プレートにかかる力が限界に達すると、はがれて東海地震が発生します。

茨城県つくば市の『防災科学技術研究所』には、
全国1000カ所にある通常の地震計と
800カ所にある高感度地震計のデータが集められます。

駿河湾の地震では「どのような力」が
東海地震の震源域に加わったのか、データを分析しました。

分析の結果は、イギリスの科学誌
「ネイチャー・ジオサイエンス」の電子版に発表されています。

駿河湾の地震では、岩盤に圧力がかかったことで、
東海地震のプレート境界付近で「小さな地震の数」が
急激に増えたということです。

現在、この地震活動はおさまっていますが、
地震観測データセンターの青井真センター長は、
「東海地震は、何が引き金になるか解明されていない。
 駿河湾の地震による影響は一時的だったが
 力が少なくなる方へ働いたものではない。」としています。

駿河湾の地震は、引き続き、東海地震への備えが必要なことを
私たちに教えてくれた地震といえそうです。

投稿者:SBSイブニングeye

お便り
テーマ音楽中塚武
教えてココ天!
SBS NEWS
全国ニュース
情報募集