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2016年12月

2016年12月31日 06:23

山田辰美 日々のまなざし

本なんていらない

本なんていらない

本なんてもういらない

これまで手に入れた本で十分だ

いくら読んでも自分の本質はもう変わらない

新しい歌はもういらない

心に染みる新曲となかなか出合えない

昔の歌は今でも歌える

便利な機械なんてもういらない

どうせ全ての機能を使い切れない

機械に使われてる気分になるばかりだ

大切な人とおしゃべりすること

いつもの川べりの道を歩くこと

求め合って時を過ごすこと

流れゆく日常で眼差しを交わすこと

そこに喜びがある

映画もドラマももういらない

過剰な刺激やお仕着せの感動はいらない

自分だけの物語(人生)にもっと目を向けたい

新しく夢中になることを探さない

遠いものでなく身近なもの

他人ではなく身近な人

夢中になることはひとつ

自分の使命をやり切ること

祈ることはひとつ

愛する人の明日が幸いであること

2016年12月24日 06:09

山田辰美 日々のまなざし

贈り物

贈り物

クリスマスが大嫌いな子どもがいるかも知れない

誰からも贈り物がもらえなかったら

そんな子どもはさみしいだろな

けれど、

贈り物をしたい相手がいなかったり

贈りたいのに届けることができなかったら

贈り物をもらえない子どもよりも

もっとさみしいかも知れない

贈り物をもらえることは

とてもうれしいことだけど

贈り物を受け取ってくれる人がいるだけで

とても幸せということもある

華やかなお店を巡る時間

大切な人のことを思いめぐらせながら

迷いに迷う

どんなものが好きかな

どんなものなら宝物にしてくれるかなと

素敵!と喜んでもらえるもの

興味や心持ちにぴったりするもの

センスの良さが伝わるかな

幼稚すぎると思われないかな

包みを開いた時にどんな顔をするだろう

喜んでくれるだろうか

驚いてくれるだろうか

そんな想いで過ごす時間こそが

私にとって一番の贈り物なんだ

2016年12月17日 06:16

山田辰美 日々のまなざし

初め

初め

初めが大切だったんだ

出会いの印象が二人の関係を支配することもある

あいうえお あいが芽生える出会いもある

いろはにほ いろで始まる出会いもあるさ

ドレミファソ どれでもいいわけじゃないさ

ABC エイっと迷わず関わってみようか

1章から始まるお話を終章から読みたがるセッカチもいる

人生は1章から始まるのではなく

その前からドラマがある

ゼロから始まる物語には限りない広がりがある

走り出したスタートラインがゴールだったこともある

悲し過ぎて笑うしかないこともある

初めから結末が決まっていることもあるけど

後になって初めが一番ときめいたと気づかされる

素敵な初めを見つけだせるだろうか

じっとしていたら出会うことはない

星屑のような数限りない出会いの中に

たった一つの物語を見つけるために

2016年12月10日 06:20

山田辰美 日々のまなざし

はじめて

はじめて

さあ、眠りなさい

今日という日がまた過ぎていく

長い夜が明ければ

たくさんの笑いも涙も消えていくけど

その経験は君の中に積みあがって

やがて君を磨き輝かせてくれる

さあ、布団から飛び出そう

楽しいこと見つけに駆けて行こう

今日というはじめてにわくわくする心

好奇心で目が輝いている

この世界は未知の出会いがいっぱいだ

自転車で転ぶと痛いこと

鬼さんや天狗さんが怒ると怖いこと

嫌いなこともたくさん増えたね

子どもにとって始めては宝物

怖いことも忘れて

何でも見てごらん

何でも触れてごらん 

時を重ねることは臆病になることじゃない

感性に鍵をかけないで

心躍るはじめてを見つけよう

美しくて、不思議で、ときめくもの

はじめてのびっくりに魅了される

目を見張る体験が君のこれからに待ち受けている

人生にははじめてがいっぱいだ

2016年12月 3日 06:15

山田辰美 日々のまなざし

カタツムリ

カタツムリ

いつまで殻に閉じこもっているの

柔らかな感受性で

自分が傷つくのが怖くて

固い殻から出てこないのかい

厳しい自然の真っ只中に身を置きながら

君より柔らかな心で

生きている花や虫もいるんだよ

自分の素性を不幸だと思わず

自分にないものを求めず

自分にできることを見つけに行こう

この世界で起きているたくさんの出来事に

その身をさらしてごらん

殻の中でじっとしていないで

そよ風や陽だまりの匂いに誘われて

木の洞から出ておいで

うーんと背伸びをひとつして

殻を背負ったまま動き出す

急がなくていいんだよ

好奇心の眼を伸ばして

きょときょとと

何かを探しに出かけよう