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2014年2月

2014年2月22日 09:07

山田辰美 日々のまなざし

H26 2月22日OA 水平線から昇る月

水平線から昇る月

 

人生の虚しさは海のように深い

漆黒の大海原から顔を出す希望の月

月明かりが沈んだ闇を照らし出す

出会いはいつも輝いている

一番大切に思えたものだから

その存在を感じているだけで幸福に思える

生きていることがうれしかった

 

今夜も月を探してしまう

月は日々刻々と変化する

だから月の出はいつもときめいた

深夜まで待たされることもある

それでも永遠よりも確かな存在

すぐそばにあるようで

遠い存在

手を伸ばしても届かない

輝きはお日さまより優しい

 

昼間はあるのに気づかないことが多い

見えなくても大空のそこにある

常に海を揺り動かし続ける月

見えなくても大きな影響を与え続ける存在

今夜は大きく鮮やかに感じ取れる

夜が月を優しくさせる

 

いつでも忘れていない

見えなくても

遠くても

そこにあるから

 

 

2014年2月15日 09:18

山田辰美 日々のまなざし

H26 2月15日OA 本なんていらない

本なんていらない

  

もう本なんていらない

読みきれないほどあるから

スマホもパソコンもいらない

便利なものはもういらない

全ての機能を使い切れないから

 

美味しいものを食べること

大切な人と話をしよう

信頼し合って過ごすひと時

愛し合う時間をとりもどそう

 

新しい歌はいらない

懐かしい歌があるから

覚えられないからじゃない

昔の歌の方が

心込めて歌えるから

映画もドラマもいらない

過剰な刺激や感動はもう十分だから

人生という自分の物語に目を向けたいから

 

夢中になることはひとつ

祈ることはひとつ

君の明日が幸せな一日でありますように

 

2014年2月 8日 08:31

山田辰美 日々のまなざし

H26 2月8日OA はじめて

はじめて

 

目覚めたお前は布団から飛び出し

かっぱ顔で駆けてくる

今日との出会いにわくわくしてる

知りたがり屋さん

この世界は始めてがいっぱいだよ

 

自転車に乗せてもらうこと

ぶらんこで風を切ること

大きな犬と仲良しになったこと

ダンゴ虫の大群を見つけたこと

美味しいものも、きれいなものも

子どもにとって始めては宝物

 

お注射や転ぶと痛いこと

鬼さんや天狗さんが怖いこと

嫌なこともたくさん覚えた

でも生長することは臆病になることじゃない

怖いこと以上に興味が強い

わくわくする始めてと出会いたい

今日はどんな始めてが待っているだろう

 

今日という日は過ぎていく

夜が明ければ過去になるけど

感動は心に残るよ

その記憶が明日への夢を膨らます

 

さあ好奇心の窓を開け放とう

感性に鍵をかけないで

心躍るびっくりを見つけよう

楽しいこと、不思議なものが待っている

ときめくような始めてがいっぱいだ

知りたがり屋さん

人生は素敵な始めてに溢れてる

 

2014年2月 1日 13:46

山田辰美 日々のまなざし

H26 2月1日OA お空は

お空は  (沙來ちゃん2歳2ヶ月)

 

「うーんと遠くまで、お空」

そうだよ、山よりも海よりもずっと大きい

 

もこもこふわふわ、お空の雲は楽しいね

あれはヤギ、いいえウサギ

大きいのはぞうさん

綿菓子みたいな塊はゆっくりと形を変える

 

空から聞こえてくるかすかな爆音に

「どこどこ?抱っこして」

僕の身体によじ登って

広い大空の中から煌く機体を見つけたがる

「あそこだ、あそこだ!」

 

飛行機は音の先を突き進み

どこまで行くのかな

真っ青なお空に白いチョークのように

飛行機雲が伸びていく

「飛行機、どこ行くの?」

 

お前が叫んで空を差した

「あ、お月様!」

午後の青空に溶けそうな白

頭をかじられたアンパンマンの形

すごい、よく見つけたね

 

大変、お空が燃え出した

夕焼け空の赤い火が

雲まで焼いて焦げだした

「お空、だーいすき」

お前と見るお空が一番いいね