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2013年8月

2013年8月18日 15:54

山田辰美 日々のまなざし

8月17日OA 水の存在

水の存在

  

乾きを癒し、

元気を呼び戻す水

水の優しさと

水の冷たさ

ふるさとの川で水に入り、

水と戯れた

その懐かしい感覚に

また水を求めている

 

当たり前の存在が

一番不思議

水は常温で液体であるということが、

実は最大のなぞ

平らな水面や流れる水

丸まって真珠のように輝く水

 

当たり前のようで

実は奇跡の存在

つかまえようと思っても捕まらない

変幻自在に姿を変える水

透き通った物体なのに

不可解な陰を落とす水

 

2013年8月18日 15:52

山田辰美 日々のまなざし

8月10日OA 川のお地蔵さん

川のお地蔵さん

  

川べりにたたずみ、いずこを見つめるお地蔵さん

あなたは榎の大木の下に小さな社を構え

いつからそこに立つのか

川遊びに通う度に覗き込んだ懐かしい丸いお顔だ

 

通学の朝、待ち合わせした広場にも複数のお地蔵さんがいた

でも、あなたが何者なのか知らないでいた

ただ、そこで懸命に祈る老婆の姿や

広場の草を楽しそうにむしる村人の姿を幾度も見た

故郷の川のそこかしこにおわす仏様なのに

お姿の異なる石仏がそれぞれどんな祈りの対象なのか

何も知らないまま大人になってしまった

 

いまでも地蔵広場は掃き清められ

真新しい赤いお前掛けがとこしえの時を超えた仏様を飾る

脈々と祈りは続いているのだ

川を敬い、川を畏れたいにしえの人々の祈り

野仏は黄泉の国に繋がるという川の縁にたたずんでいる

仏の集う幸せの浄土は三途の川のかなたにあるのか

家族のこと、自分のこと

人生の苦しみ、悲しみ

祈るべきことを抱えた人がどれだけあなたの前にひざまずき

幾度手を合わせ、頭を垂れただろうか

祈りの数だけ風化して、ますますまあるいお顔のお地蔵さん

2013年8月 3日 08:31

山田辰美 日々のまなざし

8月3日OA 華

 

 

花に華がある

際立つ存在感がある

人の心を清々しくさせる力がある

うなだれた人の心を瑞々しく甦らせてくれる

 

花は部屋に移された途端、

人の邪気を吸ってやがて萎れてしまう

身を尽くして人を癒す

花の華は命の輝きでもあるんだ

 

人は美しいものに触れると心が和む

人にも華があるという

人の真心は花以上に

人の気持ちを奮い立たせる

人の生き様に、

美しいと感じることがある

 

人に笑顔を取り戻させる花になろう