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2012年3月

2012年3月30日 17:24

山田辰美 日々のまなざし

3月31日OA 上昇志向

上昇志向―努力する習慣―

 

人の心は思い通りにはならない

自分の心だって思うに任せない

世の中を変えようと思うなら

どれだけの力が要るだろう

愚痴るのはやめて

まずは自分を動かさなければ

 

人間はそれぞれ努力して生きている

そして行為には結果が付いて回る

努力に見合った結果が出れば

頑張り甲斐がある

努力のし甲斐があると思えたら

そのことを繰り返すことだ

 

繰り返した行動はやがて 習慣になり

身について行く

君の人格の一部になって行く

習慣には人生を豊かにしてくれるものだけではない

悪しき習慣もある

どうせだめだと決めつける習慣はやめよう

 

シェークスピアが言った

「まず人間が習慣をつくり

次に習慣が人間を作る」

 

頑張る習慣を身に就けよう

結果はすぐには出ないかも知れない

諦めずに前や上を見続けよう

自信を持ってポジティブに考える癖

勇敢に行動する習慣

上昇志向こそ

君を変えてくれる

 

 

2012年3月24日 07:30

山田辰美 日々のまなざし

3月24日OA 春はまだかくれんぼ

春はまだかくれんぼ

  

学校の帰り道、

道草したくなったら春はすぐそこ

 

もういいかい

まあだだよ

春はまだかくれんぼ?

温かな日だまりで探してみよう

 

春は突然やって来て、

野山にあふれ出す

初めは地面から

そおっと春が顔をのぞかせて

気づいた時には咲きそろう

つくしん坊のとんがり頭

タンポポ、菜の花、れんげそう

誰よりも早く、春を見つけよう

 

もういいかい

まあだだよ

春を見つけたら、そっとつみとって、

陽だまりの中でおままごと

タンポポの花びらは、いりたまご

花びら詰めたすかんぽの巻きずしはいかが

さあ、友だちさそって、

春を見つけに出かけよう

 

もういいかい

まあだだよ

春はまだかくれんぼ?

かわいい草花の花束は

お母さまへのプレゼント

ゆかいな春のお祝いです

 

2012年3月17日 15:33

山田辰美 日々のまなざし

3月10日OA 日本再生

日本再生

  

未曾有の大震災が教えてくれたこと

日本人という信頼に足る存在

愛すべき国民性

この国は生まれ変わりを経験するのだ

 

新しい命を産みだすのに大きな痛みが伴うように

この国も生まれ変わりの痛みを覚悟せねばならない

自己を確立できず享楽に走る若者を産みだした現代社会

これまでの過剰な贅沢や無駄を削ぎ落とすために

この国は禊が必要だった

この危機的状況の中で、

私たちは何を捨て何を生み出そうとするのか

 

災厄は人を試すという

戦後の復興の過程で守るべきものを見失った

多くの蹉跌を重ね経済成長にしがみついた日本が

今、再び試されようとしている

日本人はこの天変地異を経て、

何を残し何を作り出そうとすのか

 

多くの犠牲を払った

涙が枯れるまで泣いて

血反吐の出るほど苦しんだその後で

私たちはどんな社会を作り出すのだろう

手を繋いで共に進むんだ、

たとえ胸の傷は痛んでも

打ちのめされ、絶望の底から

強い覚悟で立ち上がろう

雄々しく復興の道を歩もう

物や金でない本当の豊かさを求めて

本当の幸せを求めて

 

(平成23年3月21日)

 

2012年3月 3日 07:04

山田辰美 日々のまなざし

3月3日OA 藪椿

藪椿

 

冬枯れた里山

村を見下ろす斜面に小さな小さな祠がある

その境内に真っ赤な花がこぼれていた

藪椿の花だ

祠からせり上がる深い鎮守の森から

送り届けられたのだろう

 

裏山に回ると

森の緑は群青の深さを湛えていたが

そこだけ無数の花が鮮やかに浮かび上がっていた

真っ赤な花弁ははらはらと散るのではなく

大きな花は丸ごと落ちて地面を飾っていた

 

樹から離れても花は彩りを失わない

香り立つ盛りの姿のまま

林床に咲き続けている

冬の真ん中で照葉樹の森に鮮明な色を添える

唯一無二の花

 

厳しい寒さに蜂や蝶は凍えて動けない

椿を訪れるのは鳥だけだ

熟した木の実の赤さで鳥を誘っている

静まり返った冬の森で

命は繋がりの中で生きている

冬から春へ季節を結ぶ花

真っ赤な藪椿