再考「添加茶」

再考「添加茶」 製茶条例・見直しの論点(5完)茶業会議所条例(2017/11/5 11:00)
「茶業はかつて県政の鬼門とも言われた。茶市場を造ったり条例を作ったりした当時の先輩たちの大仕事から、行政マンの気概が伝わってくる」県製茶指導取締条例をテーマに9月末、袋井市内で開かれた市民の勉強会。県職員時代に製茶条例を担当した塚本均さん(…
再考「添加茶」 製茶条例・見直しの論点(4)問屋の研究室(2017/11/4 11:00)
成分分析計、PH計―。佐々木製茶(掛川市上内田)の「研究室」には10種類以上の精密測定機器が並び、栄養学を学んだスタッフが茶の味や香りをデータとして管理する。維持管理費や人件費は負担だが、佐々木余志彦社長(58)は「取引先の信頼を担保し、販…
再考「添加茶」 製茶条例・見直しの論点(3)名人の技術(2017/11/3 11:00)
県が7月に公表した製茶指導取締条例の廃止方針に対し、うま味を調味料で補った茶が流通するようになると、天然自然の茶を作る技術の存亡にかかるという不安が多く指摘された。標高約350メートル。曲がりくねった道が空に近づくと、傾斜地に豊かな緑色が広…
再考「添加茶」 製茶条例・見直しの論点(2)フレーバー茶(2017/11/2 11:00)
緑茶ドリンクの市場が拡大する一方で、急須で入れるお茶が売れなくなっている。静岡県の仕上茶出荷額はこの10年で3割(500億円)減少した。県が製茶指導取締条例の廃止方針の理由に挙げた「多様なニーズに対応した茶の商品開発」が必要なのは疑いない。…
再考「添加茶」 製茶条例・見直しの論点(1)三重県の産地(2017/10/31 11:00)
静岡、鹿児島に次ぐ茶産地・三重県は、うま味成分を引き出すため茶樹を遮光幕で覆うかぶせ茶で全国一の生産量を誇る。知名度に劣り、わせの強みもない三重の茶が産地間競争で生き残るための戦略だった。一部では、荒茶加工段階でアミノ酸を加えて味を調えた「…
再考「添加茶」 製茶条例・記録と記憶(下)消費者の目(2017/9/25 11:00)
うま味成分添加などを禁止する製茶指導取締条例を廃止する意向を県は15年前、茶業者との会議などで表明した。「食品衛生法の顔を立てるために静岡茶の信用を落とし、県民の気持ちを逆なでし、いったい誰が得をするのか」。学究肌と健筆で知られる元製茶問屋…
再考「添加茶」 製茶条例・記録と記憶(上)輸出の盛衰(2017/9/24 11:05)
静岡県は、添加物による味付け等を禁じ、花や果物など「異物」の混入には許可を必要とする製茶指導取締条例の廃止議案を県議会9月定例会に提出せず、「時間をかけて検討する」方針に転換した。条例制定から約60年。経緯を理解するため、文献を調べ、関係者…
再考「添加茶」 選ぶのは私たち(4・完)機能性 信頼支える正しい表示(2017/9/1 11:00)
「お茶は苦手だけど試してみたい」。鼻炎の症状で受診した中1女子生徒(13)は、森本雅太医師(39)=袋井市、森本耳鼻咽喉科=に勧められた「べにふうき」を飲んでみることにした。もとは紅茶用だったが、この品種の緑茶は花粉症やアトピーなどのアレル…
再考「添加茶」 選ぶのは私たち(3)給食 和食には緑茶が「普通」(2017/8/31 11:00)
窓の外に、なだらかな茶畑が広がる。コップを手にした園児が、給水サーバーから水出し緑茶を注ぐ。たっぷりついだ緑茶がこぼれないよう、そろりそろりと席に向かう。中里保育園(富士市)は給食が自慢だ。この日の献立は、肉じゃがに小松菜のあえ物、トマト。…
再考「添加茶」 選ぶのは私たち(2)味覚 天然こだわり貫く(2017/8/30 11:00)
セロハンのように薄く透き通った花カツオが、削り機から舞い出る。原料の荒本節の切断面は、まるで深紅の宝石のよう。西尾透雄さん(43)は、100年以上にわたって削り節の製造直販を営む西尾商店(静岡市清水区蒲原)の4代目。16年前、婿に入り、ゼネ…

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