再考「添加茶」

再考「添加茶」 施策の死角(6・完)振興は人材確保から(2018/2/9 11:30)
県立農林大学校(磐田市)茶業学科の1年生10人が5日、玉露産地で知られる藤枝市岡部町で抹茶原料の碾茶(てんちゃ)を製造する小園(おその)碾茶組合を見学した。桑山寿美男組合長(67)は「碾茶の販路はまだ拡大の余地が十分にある」と強調した。碾茶…
再考「添加茶」 施策の死角(5)振興のエンジン(2018/2/8 11:30)
静岡県が2017年7月に廃止方針を表明した製茶指導取締条例は、表示すれば使用が法律で認められているうま味調味料などの添加も禁止している。目的は「声価維持」だ。17年12月26日、新たな静岡茶の振興策検討委員会の第2回会議。「ブランドは条例に…
再考「添加茶」 施策の死角(4)消費者ファースト(2018/2/7 11:30)
バレンタイン商戦まっただ中の4日、松坂屋静岡店(静岡市葵区)特設会場。ことし初めて出店したカネス製茶(島田市)の抹茶やほうじ茶の生チョコレートを一口試食した人は表情が一変。笑顔で購入して帰っていく。笑顔を生んだ「茶」は、飲み物でなく食べ物だ…
再考「添加茶」 施策の死角(3) 急須持たぬ層、起こせ(2018/2/4 11:30)
白を基調としたモダンな店構えが目を引く。1月下旬に開店したカフェ「マルゼンティーロースタリー」(静岡市葵区呉服町)。ガラス越しに見えるスタッフが1杯ずつドリップするのはコーヒーでなく静岡茶だ。丸善製茶(同市駿河区)が運営する日本茶専門店。県…
再考「添加茶」 施策の死角(2)輸出も産地競争(2018/2/3 11:30)
大会議室は熱気に包まれていた。東京・霞が関。冷え込みが続き、道路脇に積まれた雪が残る1月26日、農林水産省が初めて開いた茶の有機栽培推進会議には、静岡、鹿児島など全国の茶産地から約230人が集まり、国内外の情勢報告に耳を傾けた。明治維新後の…
再考「添加茶」 施策の死角(1)条例廃止反対(2018/2/2 11:30)
緑茶に何かを混ぜるには許可が必要と定めた静岡県製茶指導取締条例の廃止方針を、県は新商品開発を促す茶業振興策だと説明した。しかし、県民の多くは廃止に反対した。着味発色した茶の流通を不安に思う人たちの姿は死角に入って見えなかったのか、見ようとし…
再考「添加茶」 製茶条例・見直しの論点(5完)茶業会議所条例(2017/11/5 11:00)
「茶業はかつて県政の鬼門とも言われた。茶市場を造ったり条例を作ったりした当時の先輩たちの大仕事から、行政マンの気概が伝わってくる」県製茶指導取締条例をテーマに9月末、袋井市内で開かれた市民の勉強会。県職員時代に製茶条例を担当した塚本均さん(…
再考「添加茶」 製茶条例・見直しの論点(4)問屋の研究室(2017/11/4 11:00)
成分分析計、PH計―。佐々木製茶(掛川市上内田)の「研究室」には10種類以上の精密測定機器が並び、栄養学を学んだスタッフが茶の味や香りをデータとして管理する。維持管理費や人件費は負担だが、佐々木余志彦社長(58)は「取引先の信頼を担保し、販…
再考「添加茶」 製茶条例・見直しの論点(3)名人の技術(2017/11/3 11:00)
県が7月に公表した製茶指導取締条例の廃止方針に対し、うま味を調味料で補った茶が流通するようになると、天然自然の茶を作る技術の存亡にかかるという不安が多く指摘された。標高約350メートル。曲がりくねった道が空に近づくと、傾斜地に豊かな緑色が広…
再考「添加茶」 製茶条例・見直しの論点(2)フレーバー茶(2017/11/2 11:00)
緑茶ドリンクの市場が拡大する一方で、急須で入れるお茶が売れなくなっている。静岡県の仕上茶出荷額はこの10年で3割(500億円)減少した。県が製茶指導取締条例の廃止方針の理由に挙げた「多様なニーズに対応した茶の商品開発」が必要なのは疑いない。…

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