静岡新聞朝刊1面コラム「大自在」

2018年10月22日【大自在】(2018/10/22 07:47)
「デロリアン」で30年を遡[さかのぼ]った高校生マーティに、このタイムマシンを後に開発する1955年のドクことブラウン博士は「また言ったな、ヘビーって。未来では重力に変化が起きているのか」と真顔で尋ねる▼米映画「バック・トゥ・ザ・フューチャ…
2018年10月21日【大自在】(2018/10/21 07:57)
「みんなの夢朝比奈の自然に見守られ天までのぼれ大望の龍」。手作りロケット「朝比奈大龍勢」は、花火の趣向を独特の節回しで紹介する口上も魅力だ▼きのう、藤枝市岡部町で2年に1度の打ち上げがあった。今回も第1号は朝比奈第一小児童が作業に参加して奉…
2018年10月20日【大自在】(2018/10/20 07:21)
白黒のテレビ画面に映し出された、病床でビスケットをかじる姿は、小学校低学年の身に鮮烈だった。1968年、札幌医大で行われた国内初の心臓移植手術。患者の男子高校生が83日目に亡くなって、今月下旬で50年になる▼患者と臓器提供学生に対する殺人罪…
2018年10月19日【大自在】(2018/10/19 07:22)
松に掛かる美しい布を漁師が持ち帰ろうとすると、持ち主の天女が舞を披露して返してもらう。最も知られる羽衣伝説は、やはり静岡市清水区三保の物語だろう。舞台の松原は世界遺産富士山の構成資産でもある▼三保の松原から海沿い西へ車で15分、徳川家康を祭…
2018年10月18日【大自在】(2018/10/18 07:40)
高知や熊本など地方の中心都市をたまに訪れると、城の存在感の大きさに驚かされることがある。群雄割拠した動乱の時代から続く歴史の重みを形として今に残す城は市の象徴であり、市民の暮らしに溶け込んでいるように映る▼出身者にとって、城は自らのルーツ(…
2018年10月17日【大自在】(2018/10/17 07:40)
あの芳香、といっても鼻腔[びこう]に匂いの記憶がとどまっているのか定かではない。食卓でお目にかかったのは、いつの日のことだったかと思う。秋の代表的な味覚マツタケである。キノコ採りを趣味にする人は、マツタケができる場所を誰にも教えないと聞いた…
2018年10月16日【大自在】(2018/10/16 07:23)
「真実と人に寄り添う記事がある」。きのうから始まった新聞週間の今年の標語だ。東京都の50代女性の作品で、1万5千編近い応募作から選ばれた▼昨年の「新聞で見分けるフェイク(虚偽)知るファクト(真実)」に続いて「真実」という言葉が盛り込まれたの…
2018年10月15日【大自在】(2018/10/15 07:47)
産業革命後のイングランドでの事件という。親方の言うことを聞かなかったため、むち打ちの刑を受けたネッド・ラッド少年が、これを恨んで靴下編みの機械を壊した。諸説あるが少年の名が、機械との競争に負けた労働者による機械打ち壊し、「ラッダイト運動」の…
2018年10月14日【大自在】(2018/10/14 07:31)
諸説あるが、市民が乗り合う馬車が登場したのは、1625年のロンドンとされる。一定のルートでいくつかの駅を結ぶ路線馬車から、長距離を走る駅馬車も走り始めた。19世紀には16~18人乗りとなっている。こうした乗合馬車を意味する英語が「オムニバス…
2018年10月13日【大自在】(2018/10/13 07:42)
営業最終日の落とし物は「かつお」「まぐろ」「カードケース」「バッグ」だった。東京・築地市場の拾得物掲示板のこと。通勤途中に立ち寄った知人がほぼ毎朝、写真共有サイトに投稿する“定点観測”が楽しみだった▼市場の移転で彼の…

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