静岡新聞朝刊1面コラム「大自在」

2017年12月15日【大自在】(2017/12/15 07:20)
▼作家の佐藤愛子さん(94)による痛快エッセー「九十歳。何がめでたい」(小学館)は老若男女に幅広く浸透しているようだ。出版社に届いた読者はがきは9歳から99歳まで2万通を超えたといい、先月初めには発行部数が100万部に達した▼便利さや快適な…
2017年12月14日【大自在】(2017/12/14 07:36)
▼東日本大震災の被災地支援を続ける県ボランティア協会がクリスマスを前に、静岡らしいプレゼントの準備を進めている。7年目となる「みかん募金」。県民から特産ミカンの提供を募り、有志のサンタ隊を結成して岩手県内の仮設住宅へ届ける▼メンバーの一人で…
2017年12月13日【大自在】(2017/12/13 07:40)
▼「税重傷民、税軽傷国」。静岡市清水区で晩年を過ごした明治の元勲井上馨が、税に関する出版物の序に寄せた漢詩という。重税は国民生活を損ない、税が軽ければ国家財政が損なわれる。経済再生と財政健全化の両立に苦慮する今の政府にも通じよう▼与党の担当…
2017年12月12日【大自在】(2017/12/12 07:37)
▼「核兵器拡散を阻止し、核なき世界を追求する」。8年前、ノーベル平和賞を受賞した当時のオバマ米大統領は受賞演説でそう核廃絶への決意を表明した。昨年5月には米大統領として初めて広島を訪問。被爆者を勇気づけた▼しかし、核超大国であり核抑止力を安…
2017年12月10日【大自在】(2017/12/10 07:36)
▼東京大の入試を突破できる人工知能(AI)開発を目指す-。静岡大の狩野芳伸准教授も参加した「東ロボくん」研究チームが、大学入試模試から「撤退」したのは昨年。4年間続けた挑戦に区切りをつけた▼言葉の意味を理解できないAIの欠点を克服する道筋が…
2017年12月9日【大自在】(2017/12/9 07:48)
▼今年のノーベル文学賞を受賞する英国人小説家カズオ・イシグロさん(63)は日本出身の作家としては3人目である。原爆投下からの復興を遂げる長崎を舞台にした「遠い山なみの光」、出世作「日の名残り」など諸作は国境を越え、普遍的な文学性を持つとされ…
2017年12月8日【大自在】(2017/12/8 07:25)
▼日本が参加しなかったモスクワ五輪(1980年)。柔道の山下泰裕さんやレスリングの高田裕司さんらトップ選手が出席し、涙ながらに五輪参加を訴えた緊急集会を覚えている▼旧ソ連軍によるアフガニスタン侵攻に抗議し、ボイコットした米国に、日本政府も同…
2017年12月7日【大自在】(2017/12/7 07:20)
▼人間の短期的な記憶力のピークは25~35歳辺りで以降、次第に衰える。ただ、脳の認識力はそれとは違い、例えば他者が抱いている感情を察する能力は40代から50代にかけてピークに達するそうだ▼以前、米大学の研究員らが発表した。おととい、史上初め…
2017年12月6日【大自在】(2017/12/6 07:25)
▼平和と鎮魂の祈りに包まれる終戦の日・8月15日に比べて影が薄い日米開戦の日。今月8日を旧海軍が真珠湾を攻撃した日として記憶する人は年々少なくなりつつある。ただ、76年目が巡ってくる今年は、きな臭さを増す北朝鮮情勢と重ねて戦争へ不安を募らせ…
2017年12月5日【大自在】(2017/12/5 07:36)
▼病気や障害を理由に妊娠・出産を制限された時代があった。旧優生保護法は、精神疾患や遺伝性疾患、ハンセン病などの男女に対して人工妊娠中絶や本人の同意がない不妊手術を認めていた。法律を盾に取られ、無念の思いをした人は少なくなかった▼知的障害があ…

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