静岡新聞朝刊1面コラム「大自在」

2018年8月17日【大自在】(2018/8/17 07:55)
インドネシアの音楽といえば、バリ島やジャワ島の伝統音楽ガムランが有名だが、大衆音楽も魅力的だ。国土は東西5千キロに及び、世界最多の島しょ国家。さまざまな風土が豊かな芸術を育んできた▼本県出身の青年海外協力隊員を取材するため、インドネシアを訪…
2018年8月16日【大自在】(2018/8/16 07:27)
終戦の日の正午、甲子園球場は今年も静寂に包まれた。戦没者の慰霊と永遠の平和を祈る黙とう。球場全体でこうべを垂れ、テレビ観戦の茶の間も不戦の誓いを刻む。再開された応援合戦は、今があることへの感謝にも聞こえる▼「アゲホイ?」「アゲアゲホイホイの…
2018年8月15日【大自在】(2018/8/15 07:40)
敗色濃厚だった大戦末期、司馬遼太郎がいた戦車隊は満州を引きあげ、本土決戦に備えて北関東に駐屯していた。米軍が相模湾か東京湾から上陸したらすかさず出動し、所定の道路を南下。これを撃滅する作戦と説明された▼だが東京や横浜には多くの市民が住んでい…
2018年8月14日【大自在】(2018/8/14 07:25)
せみ時雨、川遊び、冷えたスイカ、花火…。盆休みで帰省中の人も多いだろう。<このうるはしき天地[あめつち]に、父よ安かれ母も待て、学びの業[わざ]の成る時に、錦かざりて帰るまで。>。明治の小説家宮崎湖処子[こしょし]は、進学で福…
2018年8月12日【大自在】(2018/8/12 07:37)
「油断一秒、怪我[けが]一生」。日中の国交が正常化されたころ、中国から日本の工場を視察に来た方が、作業中の注意を喚起するこんなスローガンを見て感動したそうだ。「道理で日本の労働者がまじめに働くわけだ。機械の油が一秒でも断てば、一生自分がとが…
2018年8月11日【大自在】(2018/8/11 07:08)
「ついに来たか!」。9年前の8月11日早朝、そう身構えた読者は多かったはず。県内で最大震度6弱を観測した駿河湾地震。東海地震説の発表から30年以上たち、薄れかけた緊張感はまさに「寝た子を起こされた」▼短い周期性を持つ揺れだったため、震度の割…
2018年8月10日【大自在】(2018/8/10 07:04)
新人記者が指導される基本の一つに「斉」と「斎」は別の字だということがある。筆者は駆け出しの時の知事が斉藤滋与史さんだったので、特に気を付けたことを思い出す。きのう、100歳で亡くなった▼建設大臣経験もあってか、知事時代には社会資本整備に尽力…
2018年8月9日【大自在】(2018/8/9 07:20)
核戦争などによる地球最後の日までの残り時間を示す米誌の空想上の時計「終末時計」の針が昨年から30秒進められ、残り「2分」となったのは今年の初め。米ソ冷戦中で水爆開発が過熱していた1953年と並び、最も短くなった▼原爆開発に関係した米科学者ら…
2018年8月8日【大自在】(2018/8/8 07:25)
神奈川県鎌倉市の海岸に漂着したクジラの死骸がシロナガスクジラの子どもとみられることが、国立科学博物館の調査で分かった。シロナガスクジラの国内漂着が確認されたのは初めて。静岡県内の業者に運び、同館は生態調査の後、骨格標本にする方針という▼「生…
2018年8月7日【大自在】(2018/8/7 07:41)
高校3年時のクラスは学年8学級の中で「最も成績が伸び悩む」と年度当初に担任教師に予言された。校舎3階に一直線に配置された3年の教室。所属の学級の位置に、校庭と反対側の廊下を挟んで階段があった▼他の学級は廊下の窓と教室の廊下側、校庭側の窓を開…

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト