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学びの代償~奨学金返還の実情(2)在学中繰り上げ、バイト漬け

(2018/4/5 11:00)
富山奈々さんの手帳。びっしりと書き込まれた予定のほとんどはバイトのシフトだ
富山奈々さんの手帳。びっしりと書き込まれた予定のほとんどはバイトのシフトだ
大学入学から卒業までに必要な入学、在学費用(単位、万円)
大学入学から卒業までに必要な入学、在学費用(単位、万円)

 年功序列や終身雇用の働き方が崩れつつあり、将来の奨学金返還を不安に思う学生も多い。
 静岡市内の私立大を今春卒業した富山奈々さん(22)=仮名=は返還不安ゆえ、在学中に奨学金の利用を止め、繰り上げ返還も始めた。「アルバイト漬けだった」。学生生活を、そう振り返る。
 子どもに関わる仕事を夢見て大学進学を希望した。祖父母の介護で金銭的に疲弊していた両親に学費は頼れない。日本学生支援機構の第二種奨学金(貸与型、利子あり)を、授業料や施設整備費として必要金額ぴったりの約380万円申し込み、富士宮市内の実家から通える大学に進んだ。
 合格しても入学金を払えず、入学を諦めた友達もいた。進学できるだけ恵まれていた。
 定期代や教科書代。学生生活には想像以上にお金がかかった。学校に慣れてすぐにバイトを始めた。300円の学食も「高い」と利用せず弁当を持参。節約に努めたが、ゆとりはなかった。3年生への進級時にはサークルもやめ、バイトの時間を増やした。
 転機は3年の秋。脚のけがで1カ月ほど働けなくなった。収入が途絶えた焦燥感。高校の奨学金説明会で目にした返還困難者の記事を思い出した。「返還できず、生きているのがつらい」

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