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孫育て それぞれのカタチ(2)世代間ギャップ

(2018/1/6 11:00)
男児をあやす(後左から)崎田千代子さんと大橋倫代さん。崎田さんがくすぐると、男児はうれしそうにほほえんだ=静岡市葵区
男児をあやす(後左から)崎田千代子さんと大橋倫代さん。崎田さんがくすぐると、男児はうれしそうにほほえんだ=静岡市葵区

 インターネットで「育児」という言葉を検索すると、3千万を超える項目が出てくる。産前の勉強に役立ち、産後にもすぐ調べることができる。そんな親にとって、育児経験に基づく祖父母の助言はさまざまな意味で「重い」ようだ。
 浜松市の30代女性は県外に住む実母の「私の頃は」という言葉に閉口している。「抱き癖が付く」と警戒され、「1回に複数の予防接種は不安」と言われる。反論は聞き入れられない。
 授乳したばかりなのに「泣いたから」とミルクを与えたり、子どもの卵アレルギーを探っている段階で勝手にプリンを与えたり。焦らされる半面、夫の帰りが遅く、近くに友達もいない女性にとって実母は、かけがえのない味方だ。「今日もぐずった」と電話で育児の悩みを話すと「そういう日もあるよ」と励まされ、〝先輩〟の言葉に救われる。女性の心中は複雑だ。
 「母に学んだ」と振り返るのは、核家族で生後4カ月の男児を育てる大橋倫代さん(35)=静岡市葵区=。産後すぐ、スマートフォン(スマホ)で調べながら母乳育児を始めた。情報は初産の疑問に十分応えてくれていると感じた。
 しかし、「母乳を10分間飲まなくなった」「睡眠不足かもしれない」と、インターネットサイトに示された目安と違うたびに動揺するようになった。実母の崎田千代子さん(61)に相談すると「母乳を吸う力が付いたのかも。睡眠は少し様子を見よう」と助言され、「私にはこの子が元気で落ち着いて見える。大丈夫よ」と諭された。

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