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多胎妊娠、不安解消に「ふたご手帖」 浜松の女性、編集に参加

(2018/10/6 11:00)
多胎妊娠や育児の情報をまとめた「ふたご手帖」や記録ノートを手に取る高山ゆき子さん=浜松市中区
多胎妊娠や育児の情報をまとめた「ふたご手帖」や記録ノートを手に取る高山ゆき子さん=浜松市中区

 双子や三つ子などの親でつくる「しずおか多胎ネット」(事務局・浜松市東区)代表の高山ゆき子さん(43)らがこのほど、多胎妊娠の経過や育児の工夫などを紹介するガイドブック「ふたご手帖」(A4サイズ、58ページ)を作製した。多胎児を持つ母親を対象にした全国調査を基に編集し、父親の関わり方についてもアドバイスしている。
 石川県立看護大健康科学講座の大木秀一教授の下、高山さんが編集員の一人として関わった。中学生の双子を持つ高山さんによると、根拠に基づいた多胎児の育児本や母子手帳は少なく、周囲に経験者も少ないため出産、育児に不安を抱える多胎妊婦が多いのが現状だという。
 今回は同大の研究プロジェクトの一環で、全国の多胎サークルに所属する母親565人にアンケートを実施。胎児から乳幼児期までの成長傾向などを分析した。かわいらしいイラストを取り入れながら、母子の体の変化や段階に応じた生活上のアドバイスなど母親目線の情報を盛り込んだ。父親には、妻の体調の変化を気にかけて家事を手伝ったり、急な入院や出産に備えて事前に職場の理解を求めたりすることを呼び掛けている。別冊で2人分の健診や予防接種記録などを書き込める「ふたご手帖ノート」も考案した。
 すでに販売を開始し、手引書として保健師や助産師からも好評だという。高山さんは「多胎妊娠に安定期はなく、常にリスクの高い状態が続く」と述べ、「先が見えると家族で安心して出産を迎えられる。情報源の一つとして活用してほしい」と訴える。
 価格は税込み千円で、ノート付き。送料が別途必要。購入はふたご手帖プロジェクト<メールfutagotecho@gmail.com>へ。

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