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「アラフォー」対象のママ会、好評 島田市、5年目

(2017/12/28 11:00)
「アラフォー」にちなんだクイズを楽しむ参加者ら=11月下旬、島田市内
「アラフォー」にちなんだクイズを楽しむ参加者ら=11月下旬、島田市内

 「私たちのアイドルは安室(奈美恵)ちゃん」―。高齢出産が増える中、40歳前後で出産や育児をしている母親「アラフォーママ」を対象にした島田市の交流会が根強く支持されている。開始から間もなく5周年。学生時代の話題で盛り上がったり、若いママには分かりにくい悩みに共感したり。「安心して話せる場」として定着した。
 11月、市内で開かれた「アラフォーマミーズの会」。参加したのは30代後半から40代の母子13組。自由歓談後にグループに分かれ、担当者から「20歳の時に流行した歌手やカラオケの曲」とお題を出されると、照れながら順番に発表した。「安室ちゃんと同じ年」「アムロ、アユ、スピード」「スピッツをよく歌いました」「アイコ。でも、何年もカラオケに行ってないな」
 会は2013年3月から毎月1回開いている。「アラフォーママが子育て支援センターに行きにくいと言っている」と育児サポーターから報告があり、若いママたちの間で気後れしてしまうケースに配慮。「静岡県内の市町で珍しい取り組み」(市子育て応援課)のため、会名に「アラフォー」を付けて目的を明確にした。妊娠期に自宅近くの支援センターを紹介する「マイ支援センター」制度を15年度に導入後は参加者が減ったが、現在も毎回平均11組が参加している。
 第3子(1)を育てる主婦西山洋子さん(37)は若いママの「今どきの話し方」にどうしてもなじめない。「年を重ねることはマイナスイメージだったけれど、この会があるから35歳になるのが楽しみだった。安心して話せる」と話す。
 会社員本橋綾子さん(40)は会の存在を聞き付け、生後11カ月の第1子と吉田町から参加。第1子を孫に間違えられたり、抱っこひも「エルゴ」の肩の留め具が四十肩で留めにくかったり。「こういう体験を笑って告白できるのが魅力」と楽しそう。36歳で第1子を出産した主婦(39)は、子どもが成人式を迎える頃の経済状況や次子の産み時に限界があるという不安を挙げ「若いママには分かりにくい悩みを分かち合える一体感がいい」。
 担当職員の中山恵子さん(58)は「アラフォーは既にいろいろな経験を積んだ女性たち。自分のペースを大切に、気楽に、続けて訪れてもらえる会にしたい」と話している。
 厚生労働省の16年人口動態統計によると、出生数97万6978人のうち、母が「35歳以上」の赤ちゃんは計27万8162人で全体の28%。05年は17万3788人で16%だった。

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