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三保松原、消波ブロック撤去 19年度から段階的に 静岡

(2018/2/23 08:04)

 静岡県は22日、世界遺産富士山の構成資産三保松原(静岡市清水区)付近の海岸で進める景観改善対策を有識者が話し合う「三保松原景観改善技術フォローアップ会議」で、景観を損なっているとされる一部の消波ブロックについて、2019年度から数年間かけて段階的に撤去する方針を明らかにした。海面上に突き出たブロックの高さに応じ3段階程度に分けて撤去する。
 県によると、撤去する消波ブロックは再利用を基本に考えているため、破砕するのではなく、ブロックにワイヤを掛けてクレーンでつり上げる方法を検討している。
 県は「羽衣の松」周辺から富士山方向を望んだ場合に視界に入る消波ブロックを、目立ちにくいL型突堤に置き換える方針で、19年3月の完成を目指し、L型突堤の設置工事に着手している。突堤の整備を終えた後、付近の消波ブロックの撤去に入る。
 三保松原を巡っては、世界遺産への登録過程で国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関が消波ブロックの存在を「望ましくない」と指摘。県は景観改善と海岸保全の両立を図る対策を進めている。

【更新終了】世界遺産 富士山の記事一覧

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