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三保松原、薬剤頼らず保全 松枯れ対策、年度内具体案

(2017/12/26 07:38)

 世界遺産富士山の構成資産の一つ、三保松原(静岡市清水区)について、静岡県と静岡市は25日、薬剤による松枯れ対策に一定のめどが付いたと判断し、薬剤に頼らない新たな管理方法に移行する方針を固めた。2017年度中に具体的な管理体制や最適な対策に関する案を取りまとめる。
 県庁で開かれた三保松原保全実行委員会(座長・難波喬司副知事)で申し合わせた。14年度から実施している無人ヘリによる薬剤散布などが奏功し、マツ材線虫病による松枯れの被害率が目標の1ヘクタール当たり1本以下を7年前倒しで達成する見込みになったことを受けた。
 県によると、マツ材線虫病による1ヘクタール当たりの松枯れ被害率は、14年度が5・86本、15年度が3・92本、16年度が1・74本、17年度が0・29本(10月末時点)と着実に減少。県は24年度に1ヘクタール当たり1本以下の目標を達成するよう、有識者会議から提言を受けていた。
 松枯れ予防の薬剤注入は樹勢に悪影響を与えない範囲で今後も実施可能とする。三保松原のシンボル・羽衣の松と周辺の老大木、御穂神社にかけての「神の道」沿いの老大木については、確実に後世に引き継ぐため、薬剤注入を含めた最善策を検討していく。

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