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富士登山者28万人 静岡県側11万人、前年比16%増加

(2017/9/29 07:54)

 環境省は28日、今夏の富士登山者数を発表した。静岡、山梨両県4登山ルートの登山者数は計28万4862人で、前年よりも16・0%増加した。静岡側3ルート(富士宮、須走、御殿場)は前年より約1万8千人増の計11万2205人と、2014年以来3年ぶりに10万人を超えた。
 全体数が増えた背景について、環境省の担当者は「例年よりも梅雨明けが早く、台風も少なかった」と天候に比較的恵まれたとの見方を示した上で、「アジア方面からの外国人ツアー客が昨夏よりも多かった」などと分析している。
 ルート別で登山者数が最も多かったのは、山梨側・吉田ルートの17万2657人(前年比13・6%増)で全体の6割を占めた。静岡側は富士宮ルートが7万319人(同21・1%増)、須走ルートが2万3475人(同15・8%増)、御殿場ルートが1万8411人(同20・0%増)。
 登山者数は、吉田ルートが7月1日~9月10日、静岡側3ルートが7月10日~9月10日のいずれも開山期に合わせて調査した。各ルート8合目付近に設置した赤外線カウンターで24時間計測した。

 ■入山料協力率48・2% 前年比3.3ポイント減、目標未達
 静岡県が28日発表した今夏の富士山入山料(保全協力金)の協力率(速報値)は2016年夏を3・3ポイント下回る48・2%で、目標の7割には届かなかった。環境省が同日公表した静岡側3ルートの登山者数を基に算出した。
 7月10日~9月10日の開山期に合わせて、富士宮、須走、御殿場の3登山ルートの登山口などで入山料を徴収した。3登山ルートの登山者数11万2205人(前年比1万8499人増)のうち、入山料の協力者数は5万4087人(同5852人増)。徴収額は5204万円(同552万円増)だった。
 県富士山世界遺産課は「登山者数の堅調な伸びに対し、入山料の協力者が低調に終わった」と振り返った。レインコート姿になる雨天時は荷物の出し入れが煩わしく、入山料の支払いを見合わせるケースが多いと分析し、事前周知など来夏の対応策を検討するとしている。

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