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富士山登山届「提出せず」7割超 重要性認識に課題

(2017/8/11 07:50)
登山届けは提出しましたか
登山届けは提出しましたか
「提出していない」と回答した人の理由
「提出していない」と回答した人の理由

 静岡新聞社と山梨日日新聞社は富士山臨時支局開設期間中(7月28日~8月2日)の土曜、日曜に当たる7月29、30の両日、静岡、山梨両県の富士山登山口などで計200人の登山者を対象に合同アンケートを実施した。名前や住所、緊急連絡先、行動予定などを記入する「登山届(計画書)」について、「提出していない」との回答が7割を超えた。「山の日」が制定されて1年。山に対する関心が高まる一方で、登山届の重要性に対する認識の低さが改めて浮き彫りになった。
 登山届は、登山者が山岳遭難事故に巻き込まれた際、迅速・的確な救助活動や身元確認などに結び付ける“命綱”。アンケートでは、全体の74・5%に当たる149人が未提出と答え、「提出した」は22・0%の44人にとどまった。
 登山届を「提出していない」と回答した人のうち、「提出方法が分からなかった」との回答が34・9%(52人)で最も多かった。「提出の必要はないと思った」は28・2%(42人)で、提出の重要性を認識していない回答者も目立った。
 登山届を「提出した」と答えた人に提出方法を尋ねたところ、「登山届(用紙)を登山口のポストに投かん」が最多の38・6%(17人)だった。両県が利用を推進している「登山届のスマホアプリ」と、「県警への電子申請」は各6・8%(各3人)。
 死者58人、行方不明者5人と戦後最悪の噴火被害を出した2014年9月の御嶽山(岐阜、長野両県)の噴火では、登山届の未提出者が相当数いたことなどから、警察、自治体による登山者の安否確認や被害把握に時間を要した。

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