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入山料「知らない」7割超 富士登山の外国人

(2016/12/31 08:30)
富士登山を楽しむ米国人のグループ。アンケートで外国人への情報の周知に課題が浮かんだ=7月下旬、富士山頂
富士登山を楽しむ米国人のグループ。アンケートで外国人への情報の周知に課題が浮かんだ=7月下旬、富士山頂
富士山の外国人登山者 動向調査結果(静岡県側)
富士山の外国人登山者 動向調査結果(静岡県側)

 静岡、山梨両県が2016年夏、富士山の各登山口で実施した外国人登山者動向調査の結果がこのほどまとまった。入山料(保全協力金)の制度を「知らなかった」と答えた人は静岡側で74・9%に上り、外国人への富士登山情報の周知が不十分な実態が浮き彫りになった。
 調査は、富士宮、御殿場、須走、吉田の各登山口5合目などで7月末~8月下旬に実施した。下山した外国人を対象にアンケートや聞き取りをした。
 静岡側の回答者は505人で、入山料を事前に「知っていた」としたのは25・1%。山梨側は回答者526人のうち33・8%で、いずれも半数以下にとどまった。入山料の支払いに協力した人は静岡側が34・7%、山梨側が56・4%で、事前に知っていた人は7~8割が支払った。
 登山経験が「初めて」と答えた人は、静岡側が59・6%、山梨側が88・2%と多数を占めた。山小屋宿泊の有無は「なし」が静岡側が54・1%、山梨側が37・8%だった。
 一方、富士登山に関する情報収集に利用した媒体は、両県とも7割以上が「ウェブサイト」を挙げ、「書籍・パンフレット」などを大きく上回った。
 13年の世界遺産登録を機に、外国人の富士登山者は増加傾向にあるとみられ、今後も増加が見込まれる。県富士山世界遺産課の担当者は「保全協力金を4分の1しか知らなかったのは課題だ。調査は協力率向上や登山の安全対策が狙い。外国人が参考にするウェブサイトでの呼び掛けを強めたい」と話している。

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