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「羽衣の松」2段階で土壌改良へ 静岡県と静岡市

(2016/12/9 08:20)

 世界遺産富士山の構成資産三保松原(静岡市清水区)のシンボル「羽衣の松」の樹勢回復に向けた土壌改良について、静岡県と静岡市は8日、2017年1月以降に2段階に分けて施工することを確認した。
 県庁で開いた三保松原保全実行委員会(座長・難波喬司副知事)で、県側が具体的な施工方法を説明した。羽衣の松周辺の土壌には水などの浸透を妨げる固い土の層「固結層」が存在し、樹勢悪化の原因となっている。16年度中に行う1次改良では、固結層に穴を開けて浸水性の高い土壌改良材を詰める。2次改良は1次改良の効果を見極めた上で17年度以降に実施。固結層を取り除いて根を掘り出し、周辺に木炭を埋設する。
 羽衣の松以外のマツについても、より樹勢の悪いものを選定して木炭を投入する土壌改良を施す。
 土壌改良を実施中、マツ周辺は立ち入り禁止区域とする。観光への影響が懸念されることから、難波副知事は「どのマツを施工対象にするか決めてから、(観光客が歩く)動線を考えたい」と述べた。
 固結層が生成される要因は分かっていないため、市は17年1月から要因を特定する調査にも着手する。

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