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「直虎」縁に2商議所交流 浜松の井伊×長野・須坂の堀

(2017/4/16 08:38)
須坂藩13代藩主の堀直虎(須坂市立博物館提供)
須坂藩13代藩主の堀直虎(須坂市立博物館提供)

 浜松商工会議所(大須賀正孝会頭)と長野県須坂市の須坂商工会議所(神林章会頭)が「直虎」を縁に交流をスタートさせた。浜松は女性戦国武将・井伊直虎が主人公の大河ドラマの舞台で、須坂は幕末の大名で今年没後150年の第13代須坂藩主・堀直虎のゆかりの地。ともに「直虎イヤー」を迎えた両市が連携し、相乗効果で地域活性化を図る。第1弾として5月の浜松まつりで両商議所がそれぞれ直虎のPRブースを開設する予定だ。
 両商議所の交流は3月上旬、堀直虎没後150年を盛り上げようと、須坂商議所の神林会頭らが浜松商議所を訪れたことをきっかけに話が持ち上がった。大河ドラマに合わせて浜松市内事業所の直虎関連商品の開発を支援している浜松商議所は「直虎」を通じて互いに交流を図り、地域活性化を図ろうと後日、須坂側に浜松まつりへの参加を持ち掛けた。
 浜松まつりでは初日の3日、御殿屋台が並ぶ中心街の市ギャラリーモール・ソラモにブースを設け、両市の直虎関連商品や特産品などを販売してPRする。須坂商議所の担当者は「井伊直虎だけでなく、他にも『直虎』がいることを知ってもらうきっかけになれば」と期待を込める。
 「直虎」を巡っては浜松商議所と浜松市が、先に商標登録を行った須坂市内の業者の登録を取り消すよう、特許庁に異議申し立てを行い、異議を認めない決定がされた。ただ、両商議所は「商標は別問題。円満に連携を進めたい」と話し、連携強化を確認する。
 両商議所は今後、互いの地域イベントに参加したり、全国の「直虎ゆかりの地」との連携を模索したりして幅広い活動を見据える。浜松商議所の担当者、松山君洋さんは「大河ドラマ終了後も連携を続けられれば。直虎を起爆剤に、地域ににぎわいを創出したい」と言葉に力を込める。

 <メモ>堀直虎 1836~68年。61年に須坂藩主となり、賄賂が公然と行われていた藩政をただした。その手腕が買われ、幕末の混乱期には幕府の外交責任者「若年寄兼外国惣奉行」という重職に起用された。68年1月に会議の席上で徳川慶喜の過失に忠言したため、自害したとされている。享年33歳。

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