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空き家活用して「高校生民宿」 浜松・水窪で藤枝北高生が計画

(2018/7/13 17:02)
プレ宿泊で、参加者と一緒に食事を楽しむ高校生ら=16日午後、浜松市天竜区水窪町
プレ宿泊で、参加者と一緒に食事を楽しむ高校生ら=16日午後、浜松市天竜区水窪町

 浜松市天竜区水窪町の活性化に協力する静岡県立藤枝北高の生徒が、同町の空き家を活用した民宿の開業を計画している。コンセプトは「食」と「体験」。プレ宿泊も実施し、2019年の民宿開業を目指す。生徒らは「誘客と地域振興につなげたい」と意気込む。
 取り組むのは食品サイエンス部の約10人。同部は水窪町の天然麹(こうじ)菌を利用した雑穀発酵調味料、雑穀麹甘酒を開発した。昨年は開発品を使った食事や麦みそ仕込みと甘酒づくり体験などのツアーを実施した。
 民宿はNPO法人「こいねみさくぼ」が管理する同町奥領家の築約35年の空き家を活用。管理経営はNPOが担当。同部は主に民宿の仕組みづくりや広報を手掛ける。
 「食」は発酵と雑穀、ジビエの3本柱。開発品を使った食事をはじめ、利用者が自炊する際にはタブレット端末でジビエ料理などの作り方を紹介し、地元スーパーが食材を届ける。「体験」は渓流釣りやマタギ体験、歴史講話など約15講座を予定。趣味や特技を持った住民に講師を依頼した。
 プレ宿泊では移住コーディネーターや生徒の家族ら5人を招待。雑穀料理、古道散策などを体験した宿泊者からは「ウグイスの声で起床するのはすてき」と好評を得た。一方で「体験場所の地図作成など丁寧な準備や地域の助けが必要」との意見も。3年の波多野淳さん(17)は「講師の住民と環境を整えたい。地域全体への周知もまだまだ」と語った。
 料金設定や改装、備品調達、広報資料作成、各種手続きなど課題は山積みで、NPOの中政俊理事長(62)は「他の空き家で一緒にできるかも検討する。開業後も課題は出るだろうが誘客につなげたい」と話す。

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