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天浜線の無人駅、宿に 1日1組限定、非日常の旅 5月開設

(2019/1/22 17:56)
二俣本町駅で事業への思いを巡らせる中谷明史さん=22日午前、浜松市天竜区二俣町
二俣本町駅で事業への思いを巡らせる中谷明史さん=22日午前、浜松市天竜区二俣町

 浜松市天竜区で飲食・旅行業を営む中谷明史さん(28)が5月、ローカル鉄道の天竜浜名湖線(天浜線)沿線の無人駅「二俣本町」(同区二俣町)駅舎を沿線旅行の拠点になる宿へ改装してオープンする。沿線を一つの観光宿泊施設に見立てて、都会の喧騒(けんそう)から離れた非日常の旅を提供するサービスの確立を目指す。
 天浜線は戦前の建築の駅舎や車庫など36施設が国登録文化財で、鉄道自体が歴史文化的な観光施設と称される。ゆったりと運行する列車の車窓からは奥浜名湖や山里の風景を望むことができる。
 新所原(湖西市)~掛川(掛川市)の沿線39駅のうち、10駅で飲食店を併設。都田には北欧デザインのカフェが、冬のユリカモメの飛来で知られる浜名湖佐久米には喫茶店がある。ただ、これまで宿泊施設はなかった。
 中谷さんが参考にしたのは「アルベルゴ・ディフーゾ」(拡散したホテル)と呼ばれるイタリアのサービス形態。寂れかけた小さな村をホテルの敷地に見立て、歴史的建造物や空き家を使った宿泊施設、レストランなどサービス提供体制を整える。欧州で注目され、国内でも一部で取り組みが始まっている。

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