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サクラエビ秋漁、可能性「低い」 13日にも最終決定

(2018/12/11 07:58)
サクラエビのサンプルが入った箱を手に漁協の事務所へと向かう漁業者=10日午後、焼津市の大井川港
サクラエビのサンプルが入った箱を手に漁協の事務所へと向かう漁業者=10日午後、焼津市の大井川港

 深刻な不漁により操業が行われていないサクラエビ秋漁について、県桜えび漁業組合などは10日、漁期最終日の24日までの出漁可否を判断するため、4回目の資源調査を駿河湾で行った。組合は13日に県水産技術研究所(焼津市)から調査結果の説明を受けた後、船主会を開いて最終決定するが、今後の操業について「可能性は極めて低い」(組合関係者)との見方もすでに出始めている。
 10日の調査では、大井川港(焼津市)と由比漁港(静岡市清水区)から試験網を備えた漁船計約20隻が午後4時ごろ一斉に出港した。湾奥部の沼津沖から相良沖(牧之原市)までの海域で約2時間、調査を行った。大井川港では、漁師が多数の小瓶入りサンプルを持ち帰り、研究所の担当者に引き渡した。
 ある組合関係者は10日までの取材に「秋漁中の調査は今回が最後だろう。残り2週間の出漁可否の正式決定は研究所の説明を受けて船主会で行うが、(操業の)可能性は極めて低いのでは」と語った。また、「秋漁はもう終わり」(漁業者)との声も漏れている。
 サクラエビ秋漁は、春漁の記録的不漁を受け、操業隻数や引き網時間の縮小などの自主規制を敷いて始まった。しかし、11月12日の解禁以降、本格的な操業が一度も行われないまま、資源調査のみの出港にとどまっている。11月中に実施した3回の資源調査では、採取したサンプルの大半が水揚げに適さない35ミリ以下の稚エビ(0歳エビ)だったため、船主会は12月中旬までの休漁を決めた。

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