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ブリーダー崩壊 保護の甲斐犬、小山の家族に心開き新生活

(2018/12/6 07:30)
井上さん家族と暮らす甲斐犬のあんず=11月24日、小山町竹之下
井上さん家族と暮らす甲斐犬のあんず=11月24日、小山町竹之下
ブリーダー崩壊直後の様子。犬たちは激しくほえ立て、警戒心が強かった=7月上旬、焼津市
ブリーダー崩壊直後の様子。犬たちは激しくほえ立て、警戒心が強かった=7月上旬、焼津市

 愛情をたっぷりと注がれ、甲斐犬本来の風格をようやく取り戻したように見えた。焼津市のブリーダー崩壊現場で保護された2歳の雌「F(えふ)」。当時は警戒心が強く、人を寄せ付けなかった。少しずつ人に慣れると、小山町の会社員井上雅徳さん(43)宅に引き取られ、新しい生活をスタートさせた。
 NPO法人しだはいワンニャンの会(焼津市)が初めて崩壊現場を訪れたのは7月上旬。ケージの中に24頭がひしめき、垂れ流しにされた尿やふんが異臭を放っていた。Fは人が近づくと、牙を見せて威嚇した。よだれを垂らしながら狭いケージの中をぐるぐると回り、ケージへの体当たりを繰り返した。谷沢勉NPO代表(48)は「引き取り手はあるだろうか」と心配した。
 そんなFだが、NPOのスタッフや、世話ができなくなったブリーダーの親族が餌やりや散歩などの世話を続けると、少しずつ警戒心を解いていった。

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