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両陛下、笑顔の帰京 浜松で世界の楽器と“再会”

(2018/11/29 07:19)
県民の見送りに応え手を振られる天皇、皇后両陛下=28日午後2時29分、JR浜松駅南口
県民の見送りに応え手を振られる天皇、皇后両陛下=28日午後2時29分、JR浜松駅南口
博物館職員による楽器演奏を聴く天皇皇后両陛下=28日午後1時23分、浜松市中区の市楽器博物館
博物館職員による楽器演奏を聴く天皇皇后両陛下=28日午後1時23分、浜松市中区の市楽器博物館

 天皇、皇后両陛下は28日午後、浜松市中区の市楽器博物館を視察して静岡県西部への1泊2日の私的旅行を終え、帰京された。JR浜松駅には約1400人(県警発表)の県民が駆け付け、両陛下を見送った。
 両陛下の静岡県訪問は2017年4月の静岡市への来訪以来、約1年半ぶりとなった。7月の西日本豪雨でいったん取りやめたが、4カ月余りを経て実現した。
 滞在中は親交のある女優の宮城まり子さん(91)が運営する掛川市の養護施設「ねむの木学園」やベトナム独立運動を支援した医師浅羽佐喜太郎ゆかりの常林寺(袋井市)、浜松市外国人学習支援センターなどを巡った。

 ■演奏を鑑賞 拍手、笑顔
 天皇、皇后両陛下は28日、1泊2日の私的旅行の最後に浜松市中区の市楽器博物館を訪れ、展示されている世界各国の楽器を鑑賞して楽しまれた。ベトナムの「ダンバウ」という楽器を見た際には、両陛下が「これベトナムにもありましたね」と互いに語り合う姿が見られた。
 パプアニューギニアの打楽器「ガラムート」の前では、天皇陛下が「音の高さを変えることはできるのですか」などと案内役の嶋和彦館長(63)に質問した。同館職員が大小さまざまな楽器を複数人で演奏するインドネシアの伝統楽器「ガムラン」を奏でると、「材料はなんですか」などと問い掛けた。
 両陛下はチェンバロや現代のピアノの原型となった鍵盤楽器の演奏も鑑賞し、曲が終わるたびに拍手した。皇后陛下は自ら作詞した「ねむの木の子守歌」を、職員が現代のアップライトピアノの原型となったジラフ・ピアノで演奏すると、感激した様子で顔をほころばせた。
 嶋館長は両陛下を見送った後、「天皇、皇后両陛下は多くの楽器に興味を示され、音楽を愛されていることが伝わった。展示を見ながら、過去の訪問国の楽器と再会しているようだった」と述べた。

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