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障害者の文化発信支援 音楽スタジオなど浜松に拠点

(2018/11/2 07:42)
「たけし文化センター連尺町」の開所式であいさつする久保田翠理事長=1日午後、浜松市中区
「たけし文化センター連尺町」の開所式であいさつする久保田翠理事長=1日午後、浜松市中区
自由に演奏できる音楽スタジオ=同
自由に演奏できる音楽スタジオ=同

 障害者支援に取り組む認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ(浜松市中区)は1日、重度知的障害者の活動を核にした文化発信拠点「たけし文化センター連尺町」を同区連尺町に開所した。音楽スタジオやシェアハウスなどを整備し、障害者が街中で多様な人々との交流を図る。
 同センターの名称は、同NPOの久保田翠理事長の長男で重度の知的障害がある壮(たけし)さん(22)の名前から取った。同NPOによると、重度知的障害者の活動拠点を街中に設けるのは全国的に珍しいという。障害者がさまざまな人と交流することを“仕事”と捉える試みで、開設を支援する日本財団も画期的な取り組みとして注目している。
 3階建てのセンターは、市民講座が開ける交流スペースや音楽スタジオ、図書館カフェなどの機能を整えた。障害者のシェアハウスと一般のゲストハウスも併設した。シェアハウスはヘルパーらの生活介護支援を受けながら、宿泊体験から始める予定。ゲストハウスは11月末の開始を目指す。
 開所式では、行政や自治会、同NPOが運営する福祉施設利用者らが出席。久保田理事長は「障害者が騒いだり、道路で寝たりして迷惑をかけることがあるかもしれない。嫌という感覚も含めて、彼らの存在を知ってもらう機会にしたい」とあいさつした。連尺町の村井秀行自治会長は「少しでもできることを行い、関わりを作っていきたい」と歓迎した。

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